#60年代ベストデザインカー

275 コピー
 先程、Twitterのタイムラインに
「#60年代ベストデザインカー」
なるタグをつけたクルマの画像が流れてきました。Lamborghini MiuraとMarcosGT(!)でしたか。
ミウラ
miura 
は納得ですが、マーコスとは意外な・・・(笑)
 これは面白い・・・(!)
 と自分もちょっかいを出すことにしました(笑)
「う~ん、’60年代のベストスタイリングかあ・・・」
とりあえず勝手に(笑)ストリートカー限定とします。

 美しいだけでなく兵器にも通ずる精悍さをも兼ね備えた歴戦のレーシングカーを混ぜると・・・
250lm.jpg   GTO.jpg
206.jpg  valle.jpg
その歴史的評価や戦績も絡んできてしまうように感じたからです。
s917.jpg
確かに公道用ではあっても(笑)そのストリート・ヴァージョン・・・
 t33.jpg
も同様に外します。

また、確かにデビューは’60年代であってもシャープなエッジ・・・
mangsata.jpg
やヘッドランプ処理等がモダーンな・・・
daytona.jpg
これら
 は「’70年代(へ向けての)のスタイリング」との認識で同じく外しました。

 実際、非常に美しくかつ精悍で「好み」な’60年代クルマとして真っ先に浮かんだのが・・・
マラネロ
250GT SWB

cobra.jpg
コブラ
でしたが、この2台は
’60年代の自動車スタイリングにおける
最大のトレンド(?)であろう・・・
tz.png 
コーダ・トロンカ
を取り入れていない「お尻」の下がったスタイリングです。
テスタロッサ
これらは・・・
 aur.jpg
ランチア・アウレリア
 等の流れを汲む、’50年代のもの(!)と強弁(誰に?w)同じく外すことにしました(笑)

 さて、丸っこくて尻がぴっと立ってて(笑)美しく「好み」なクルマといえば・・・
abarth-simca 
これしかない(!)
 と思ったのですが・・・
 やはりこのアバルト・シムカ。Rエンジンならではの特殊なマスバランスからくる異形感(?)が精悍さの源とも感じられ
「正統派の美しさとはちょっと違うなあ・・・」
では、一切のエクスキューズなしの正統派の本流(?)王道の真っ芯(!?)はやっぱり・・・
275.jpg
275GTB
    275_20141025202029faa.jpg 
 かあ、ということになりました。

 しかしこの完全無欠の’60年代高級スポーツカースタイリングを持つ275にも若干のアンバランス(?)はあるようには感じます。主にRクォーター部分なのですが・・・
 そこにあるルーヴァー、横から見る分にはサイドウィンドウ角度と平行で完璧(!)なのに・・・
 前3/4くらいで見ると時に、正しい角度に見えない
(ほとんど言いがかりw)
 とかキャビン、ルーフの重心(=マス中心)が車体に対してほんの少しだけ、後ろ過ぎる
(これも言いがかり、当時はロングノーズ至上主義だった?)
 この些細な「言いがかり」を黙らせる決定打がトップ画像

 NARTスパイダー

 なのです。
 なんたってそのRクォーター部分が切り取られて、ない(!)のですから(笑)


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  1. 2016/11/28(月) 00:03:35|
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Over decorated side panels:やり過ぎ?フェンダーライン

ステップワゴン  アルファード
(装飾的!フェンダーフレア・・・)

 久々にスタイリングの話題(^^)

 
 現行車にはすっかり疎くなっていましたが(汗)街中で新型らしきホンダのミニバンを見かけた際、そのボディ側面の造形に驚愕しました。
「アルファードになってる!?」
初代アルファードは御存じの通り「過度にユーザーに媚びた」と言える、煽情的な(笑)
「バーフェン」に見えるよう稚拙な細工を施したプレスライン
 あるふぁーど 
(実際にはスライドドア等のため張り出していない・・・)
 が最大の特徴で、実際その効果もあったのでしょう(?)人気車となりました。
 売れたとはいえ、あまりにも装飾的過ぎるという反省もあったのでしょう(そう思いたい、です)モデルチェンジで
gg_20160124130056020.png 
(この流れについては、そのうち・・・)
 ずっと大人しく改められました。やれやれ。
「これで路上の公序良俗は守られた(?)」
と自分としてはほっとしたものです(笑)
 実際このところ(二代目ヴィッツ以降)全体の形、細部の処理に全く迷いがなく「自信に溢れた」感のあるトヨタ・スタイリングではあります。

 一方ここ数年「スタイリングに悩んでいる」としか表現できないのがホンダでしょう。
 全体の形に自信がないのか(笑)若いスタイリストによるレンダリングそのままの如き「生煮え」の・・・
hf.png  tl.png
 プレスラインとか妙なディテールとか・・・
 ブランドとしての統一感のない各車のFグリル等々、迷走しているように見えます。
 そんなホンダが、苦し紛れに(?)トヨタがとっくにやめた技巧的(笑)プレスラインを、それも看板車種に持ってくるとは・・・!

 トヨタ・スタイリングは、二代目アルファードに至る過程(エスティマ)で似たようなプレスラインを試しています。
 こちらは純粋に形状的美観「流れ」の表現の追求だったらしく「幅を広く見せよう」という色気がない点には好感が持てますが、そのプレスラインが後方上方に向かって・・・
行ったっきり
行きっ放し 
 =行きっ放しで、戻って(下がって)来ない
 のは気になりました(笑)
 これが、特にRが、Fよりちょっとだけでも下がっていればもっとずっと「安定感」が出たはずなのに・・・。
ステップワゴン
 ホンダはそれは解っていたようですが(笑)

 いずれにせよ主力車種においてこのような、目立つ「ギミック」を持ち出してくるホンダ・スタイリングに「不見識」を感じざるを得ません。


  1. 2016/01/24(日) 12:33:39|
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Street Views:Cars@Tokyo

パリダカ
(トラックにあるまじきweapon感・・・)

 普段から、都内を移動中
「おや・・・!」
と、目を引く珍しい車やバイクはイラストの素材や資料として、加えて目についた面白いもの()等「気になったモノ」も状況が許す限り撮影するようにしています。とはいえ

ガラケー

ply.jpg 
(画質はご覧の通り。以前のドコモはもっと良い画が撮れたけど)

 ではシャッター速度が遅過ぎたり、信号待ちが動き出してしまったりとかチャンスを逃すことも多いのですが・・・。

 今回は撮り溜まった画像から、クルマ編を・・・

 まずはトップ画像、都内某所にポツン(ドカン?)と置かれた・・・

パリダカ・カミオン・レーサー(!)

paridaka.jpg
(寄ると大きさが際立ちます)

 実戦をくぐり抜けてきた(あるいは投入前の)本物のみが持つ精緻な迫力、精悍さに思わず足を止めました。

 これは某「○○ ヒルズ」で偶然見かけた・・・

Ferrari P4(!)

P4r.jpg

(音も凄かった!)

 流石に本物ではなく(←ホイール参照)'90年頃フランスだかで作られた良くできたレプリカ(=FRPボディ+キットカー定番のPRVのV6)のようでしたが・・・仕上げ直されたと思しき緻密さに加え現車のエンジンルームにはオーナーの熱意の賜物、フェラーリV8(348もちろん縦置き)が鎮座していました。


 当然のフルオープン、仮ナンバーで路駐(!)の・・・

Renault Sport Spider

spider.jpg
(実は随分前の写真=銀塩←Contax T2)

 知人F氏主宰、同車輸入元オフィス(当時)の近くだったので関係者か売物か(笑)


 自分が「量産車のベスト・スタイリング」と考える1台・・・

Peugeot 205

205.jpg
(オーナー?は外人さんで「そこだけヨーロッパ映画」のよう・・・)

 当時は「各国1ブランド」としか組まなかったピニンの実力を如実に示す、シンプルな面処理と巧みなマス・バランスによる美しさ。
 広いグラスエリア(=絶妙のウェストライン位置)と台形のボディ断面形状で幅狭さを全く感じさせずに安定感と軽快さを両立。
 ミラー形状、位置すら完璧。
 元が良いからこそGr.Bラリーカー、205ターボ16はあんなに格好良かったのでしょう。


 仏車が続きます。街中で際立つ存在感(違和感?)・・・

Citroen DS
DS_201507191253443b4.jpg 
(ドリームカー@丸の内)

 動いているのを見るのは通算3台目、と非常に珍しいといえる(笑)DSの実動車。大好きな映画・・・


(絶対のオススメ!)

 では空を飛ぶ(!)という正に宇宙船じみた、ある意味「スーパーカー」でしょう。

 ドーバー海峡を渡って・・・

Austin Healey Sprite
FE.jpg 
(フロッグ・アイ@西蒲田)

 我が国ではカニ目ですが本国ではカエル目。海産物の生活への浸透度が現れているのでしょう。
 この車、前がこんなにガバッと開くにもかかわらず驚愕のモノコック構造(=フレームなし)。トランク・オープニングがないことでボディー剛性の帳尻を合わせているのでしょうか。
 サイドブレーキ(レバー)がボディー外側に在った頃(≒ヴィンティッジ期)のスポーツカーの文法に則った正調ブリティッシュ・ドライビングポジション。

 同じアングロサクソン系でも現代車・・・

Hummer H2

 hama.jpg 
(まるで人力車・・・)

 行き過ぎたビッグ・リムは(タイア幅の判らない)真横から見るとかえって車が小さく見えてしまうようです。

 初代からはずっと大きくなってしまった・・・     

Ford Mustang Mach1 
mach1.jpg
(これはそれでもパワーがあった頃の前期型)

 歴代で一番大柄ゆえ「鈍重」とされるこの型のマスタング。基本小型軽量が好みの自分ですがこの映画・・・


(スーパーカー、に見えます!)

 の影響で、この車さほど嫌いではありません(笑)
 ちなみに高校時代の同級生に「アメリカ帰り」がいたのですが、彼は Mach1 を
「マックワン」
と言っていました。自分のイングリッシュ原体験のひとつです(笑)

 通りがかりで思わず撮ったまるで絵のような一枚・・・

mopa.jpg
(Moperとしか判りませんが・・・)

 バックの建物とマッチして日本とは思えない、モダンアートのようなショット。自転車がなければ・・・(笑)

 さて、ドイツ車です。
 さほど海に近いところではありませんでしたが、結構傷んだ・・・

VW Carman Ghia

carmann.jpg
(ナンバーなし@千葉)

 直す気(あるいは、だった?)なのでしょうけれど・・・
 お疲れ様です<(_ _)>

 我が国ではそのV8高性能版 E500 を筆頭に、今だ人気の高いメルセデスW124。その2dr.クーペ・・・

CE

 300CE.jpg
(中型メルセデス「伝統」の、お洒落な・・・)

 デビュー後大分経ってからの追加車種、結構珍しいです。

 そして、某ホテル正面車寄せにて元祖スーパーカー・・・

300SL(!)

300.jpg 
 (実用?しているところが素晴らしい!)

 通りがかり、ドアマンさんに

「撮ってもいいですか?」

と訊くと・・・

NO!」

その時は、

「ケチ」

と思いましたが・・・ホテルマンとしては当然、と思い直しました。隠れて撮った一枚です(笑)

 第二京浜沿いの工場には・・・

6.3(?)
69.jpg 
(AMGっぽくも・・・)

 縦4灯がそれっぽいメルセデスが。ナンバーを見るとどうも違うようですが・・・。
 この工場には・・・

Lancia Fulvia Coupe
fulvia.jpg
もありました。

 そして今稿表題、ストリート・ビューといえば本家は Google。

 その撮影車がコレです。

Google Earth 
(ルーフ上の球状複合レンズに注目)

 この車で走り回って撮りまくっているんですねえ。


  1. 2015/07/19(日) 11:27:23|
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Nostalgic 2 days:Historic car event@China town

バババババ・・・!(←爆竹の音)チョンワ ~ン!(←銅鑼?の音)
りゅう
(メインストリートを泳ぐ、龍)
 先週末、春節に賑わう中華街にほど近いコンベンションホール、パシフィコ横浜で開催された芸文社主催の旧車イベント
 ノスタルジック2デイズ
 そのイベントに三樹書房さんも出店、と聞きご挨拶がてら見物に行ってきました。このブログにも何度か登場している(≒お世話になっている)友人U氏を誘って、です。

 書店業界を離れてからも懇意にして頂いている三樹書房K社長にはなんと入場前にご挨拶できました。
 ここで三樹書房新刊情報を・・・
  
 大変興味深いもののどちらも未読(T_T)ということで「書評」は書けませんが、毎日新聞に最新刊の記事が・・・
mikip.jpg
と、パブリシティ記事はここまで(笑)

 あとは、おそらく出店しているであろう自動車趣味の店 ロンバルディ F氏に挨拶ができれば・・・と思いつつ入場、とりあえず出店スペースは後回しにして(笑)まずは端から展示車を眺めて行きます。
「これといったものはないねえ・・・」
「そううだねえ、見慣れたやつばっかし・・・」
などと当事者の苦労を知らないのをいいことに無責任に語りつつ(笑)中央奥まで行くと・・・
「ふ~んピアッツァねえ・・・あれ?ちょっと待て・・・!」
遠目に(あるいは写真で)はピアッツアそっくりですが近くで見ると別物の、鋭く削ぎ落とされたシャープなこの造形は・・・
Asso di Fiori!

(クラブのエースの意)
 ジウジアーロ主宰イタルデザインによるいすゞのためのプロポーザル、御大の面目躍如たる美しく張りのあるシンプルな面構成とシャープなライン、完璧なマス・バランスによる軽快感と室内空間を両立した傑作のひとつです。
 こんなところで会えるとは思ってもいませんでした。
 聞けば2001年、いすゞによってレストアされた、とのこと。日本にあったんですね。不勉強でした。
 しかしレストアが必要・・・ってのはショー・カーの悲しき末路(完成後の管理≒放置)を意味してもいます。まあ「クリエイター」は自分の過去の作品について一般的に無頓着ではありますが。
 改めてこの車を眺めると
「似ても似つかない、までは言わないもののやっぱり大分違う。というよりむしろピアッツァはジェミニ(=GMのJカー)シャシー上で、結構上手にこれを再現できている」
という感覚でした。

 続けて歩いてゆくと、日本車で唯一欲しいと思える車・・・
シルビア
silvia.jpg
 が。その昔この車、安いポンコツを紹介されて一時悩んだことがあります。その個体は知人が入手、お決まりの(笑)露天DIYオールペンのお手伝いもしたことがあるので、いわゆる「絶版名車」というよりも幾らか親しみがあるのです。
 その頃「RWD至上主義者」だった自分、当時の妄想癖(今も?)で、この車を手に入れたら再現したい(?)レーシングカー(??)がありました。
Lancia F&M Spl.
FM.jpg 
 です。ベースとなっているのはブランドのバリュー、希少性、スタイリング、メカニズムのエグゾティシズム、小ささ、ラリーでの戦績等文句のつけようがない名車・・・
Lancia Fulvia Coupe
fulvia.jpg
です。 Lancia F&M Spl.は、そのフルヴィアのキャビン部分を機動性のために切り落とした「改造車」。ラリーだけでなくサーキットでも成功しました。「屋根切り」が好視界と軽量化に加え空力(=前投影面積の縮小)にも効いた、ということなのでしょう。
 改造車ゆえ「プロトタイプ」としての参戦の不利を、そのポテンシャルとドライバー(ムナーリ)の能力も相まって軽々と覆す快走・・・この車の魅力は語りつくせません。
 と、フルヴィア以上に文句のつけようのない名車ですが唯一(フルヴィア同様)FWDであることが「RWD原理主義」に反します。そして自分ではそうは思わないものの巷では
「そっくり」
と云われるフルヴィアとシルビア(名前も?)です。そこで
「シルビアの屋根を取っ払えば・・・唯一の不満を解消した、RWDの Lancia F&M Spl.レプリカが造れる!?」
などと息巻いておりました(笑) 
「オープン化するのは元に戻すようなもんだから問題は少なそうだし・・・」
フェアレディ 
(これに特装ボディーを載せたのがシルビア)
「フェアレディだったら・・・心強い専門家がいるではないか!」
大村  
(腕組みの人物。静岡のMCショップ・オーナー)
 とはいうものの前述DIYペイント手伝いの際垣間見たシルビア実車の、パテではないハンドメイド感満載の「はんだ仕上げ」。あれを見るとこの手造り屋根をぶった切るのは・・・ちょっと憚られる感じもします。
 また「ガラスの」Fスクリーンを要求する旧車レースもあり・・・と、まあ無責任な妄想ということで(笑)

 そしてシルビアと並んでトークショーのネタにもなっていた、今回の目玉たる・・・
日産MID4。 
MID4.jpg MID42.jpg
(ⅠとⅡ、揃い踏みとは・・・)
 このシルバーのⅡ、走行不能のモックアップと思われます。
 というのもその昔、大森で行われていたニスモ・フェスティバル。
 そこで見たこれと思しき個体は、誰でも触れることができる状態での展示だったがゆえに心ない悪戯で(?)Rクォーター部にあった小さなルーバーが破損しており、その材質がバルサ材(!)であることが露見していたのでした。
「・・・ショーカーってのは、こうやって作られているんだ・・・」
自動車開発の実際をはじめて、垣間見た気がしました。
 その個体はその後ルーバーの無い状態に仕上げられ、現在に至っている・・・はずです。
 
   mid4s_201502281906007dc.jpg
 そして今、開口していない(!)エンジンフードのルーバーを見る限りこの個体、モックアップであろうことはほぼ間違いなかろうかと。
 
mid4r.jpg 
(しかも左側ルーバー、中程の一枚がやや曲がっている!やはり・・・)
 流用装着されたホイールの、バランスウェイトに危うく騙されそうになりましたが(笑)

 大変な注目を集めたものの結局MID4は市販化されずに終わった訳ですが、その遺伝子たる4WDシステム(の経験)はのちのR32スカイラインGTRに受け継がれ、そのスタイリングの経験はこれまたのちのZ32フェアレディZに受け継がれた、と自分は感じています。

 今見てもZ32のスタイリング、ミドシップっぽいと思いませんか?

 例えばそのRクォーターウィンドウ、まるでエンジンルームへのエアインテークのようにも見えます。また、そのミドっぽさの査証として・・・
 LWBの2by2の方がスタイリング上のバランスが良く、より自然に見えること、が挙げられます。
 メカニズム的既視感(?)として、ドア開口部から後輪ホイールアーチまである程度間隔があった方が(そこにエンジンあるように見えて)しっくりくる=ミドシップのスーパーカーっぽいプロポーションに見える、ということなのでしょう。
 Z32.jpg 2+2.jpg 
(右の2+2の方が、ミドっぽく・・・)

長くなったので・・・to be continued.

[Nostalgic 2 days:Historic car event@China town]の続きを読む
  1. 2015/03/06(金) 16:00:02|
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Simca・・・

シムカ
(上2段が1000クーペ。下端がフェイスリフト後の1200Sクーペ)

 シムカ・シャシーについて続編を・・・

 フィアット600シャシーのRサスの限界、それを同車現役当時既に感じていたコンストラクターは複数あり、ヒルクライム用特製シャシーにはこんなものもありました。
berga.png 
(タイアの細さが時代を。他のメカは全てキャリーオーバー)
 パイプで組んだ「ストラットタワー」下に長~いサスペンション・ユニットが組み込まれています。

 ちなみに「ヒルクライム」とは、文字通り曲がりくねった山道を登りその速さを競う、タイムアタック競技です。自動車レースの起源について
「車が2台並んだ時にはじまった」
と云われることがありますが、ヒルクライムも同様でしょう(笑)
「あの頂上まで誰が一番速いか?」
複数台の車と血気盛んなドライバーが集まれば自然にはじまったことと思います(自転車も同じかと)。
 現在ヨーロッパで、公式競技として開催されているヒルクライムは公道を使う、という点でラリーにおける「スペシャルステージ」だけを抽出したようなかたちで行われています。
 ラリーとの違いは、1名乗車(=コ・ドライバーなし)ホモロゲーションなし(=車両は何でもあり!安全装置は別)となります。
 だから、とっくにホモロゲが切れて公認サーキット競技に出られなくなってしまったものの、熱心な「オーナードライバー」の愛情を受けその実力を維持(あるいはアップデイトを施され)、機械的には現役バリバリもちろんピカピカの「退役レーシングカー」が大挙して出場しているのです。
 850TCといった旧車からグループBラリーカー、なんとフォーミュラそれもF3000まで(!)その模様はまるでコンペティションカーの祭典です。
shackotan.png
Youtubeでhillcrimbを検索、ご自分でご確認を!

 脱線しました。
 ヨーロッパのヒルクライムについての、日本ではじめての紹介文執筆者として思い入れがありまして(笑)

 前稿の通り、シムカ・シャシーによってRサスがセミトレーリングアームにアップデイトされた新時代アバルトは外寸的にもひとまわり大きくなり、その動的資質は新しいフェイズに踏み出しました。
 同時に特製ボディ車の方は600ベース車に比べスタイリング上
simca_20130901125449978.jpg  simca コピー
「伸びやかさ」
 も手に入れたのです。
 それまでの、こまっしゃくれた「格好良さ」から純粋な「美」へ。新世代アバルトクーペのスタイリングの改善(あるいは進歩、成長)はカロッツェリア・ベルトーニからの提案が先かもしれませんが結果的に、シャシー供給元であるシムカをも動かしました。それがトップ画像のシムカ・クーペです。
 シムカ本社製、普及版アバルト・シムカと言えるでしょう。
 特にアバルト同様、パワーアップに伴う冷却効率向上のためFラジエター化、ノーズが延長された1200版の方はスタイリストであるG・ジウジアーロ御大の力の入れようが感じられる、単なるフェイスリフトを超えた力作と思います。
 何といっても、あのミドエンジン・スーパーカーの元祖たるランボルギーニ・ミウラと・・・
miura.png
全く同じ
 simca - コピー
ラジエター・アウトレット
 を備えているところなど「痛快」と表現できそうな「遊び心」と感じます。

 本物のアバルトに手が出ない層に訴求するよう伸びやかに仕立て直されたシムカ1200Sクーペ、実は自分もかなりそそられました。
「あの御大がノリノリでやったスタイリング。メカ的にはほぼアバルトに準じていて、しかも一応量産車だから色々な面で安心かも・・・」
当時国内でも数台、安価な売り物が見かけられましたが・・・その、幾つかの体験記を見ると・・・この車も
「見送って正解かも・・・」
そんな気がします。
  1. 2014/12/28(日) 11:43:43|
  2. Styling
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