1-1) カーグラフィック・ファンクラブ?

  
(available・・・?)
 しばらく革ジャン話が続きましたが、それらについてあまり興味のない(泣)
 ZAGATOR氏(=当ブログの有力フォロワー)より

 自由が丘時代(=1-0 へのTooru.A 様コメント参照)のエピソードを!

 という強いリクエストがあり、その頃のお話をすることにしましょう。
 きっかけはCar Graphic 80年12月号
1980-12月号
の巻末近くの色つきページ 「読者のシート」に載った

 自由が丘にバックナンバーが揃いで置いてある喫茶店がオープン

 との情報でした。当時都内在住、既にカーグラ信者を自認していた自分
「これは行かずばなるまい!」
と単騎当時の愛車ヤマハ・トレールDT125M
DT.png
(万沢康夫氏推奨!モノクロス・サスペンション最初期型)
 で通うようになったのでした。

 当時「最も熟読される自動車雑誌」だったであろう
( ↑ そんなデータはない・・・)
同誌への告知の効果は絶大で、都内はもちろん全国とはいかないまでも、広く首都圏から
「我こそはカーグラの熱心な読者、その代表である・・・」
と自負する面々が集結し、夜な夜な熱いクルマ談義、まさに口角泡って感じで「やりあって」おりました。
しかもその蘊蓄合戦(ⓒTooru.A)、場所を深夜のファミレスに移した「延長戦」もしばしば繰り広げられていたのでした。

 自分も「お小遣い」の範囲内で(笑)週いっぺんは顔を出していた所、とりあえず常連として認知され店主Sさんから声がかかりました。
「今度うちの常連さんでクラブを作ることになりました。君もぜひ・・・」
 そして生まれたのが自由が丘「ショップinもみの木」
(=パティオに木があるビル、現存)2Fの喫茶店

 coffee space GRAPHICS 

 を母体とする、狂信的カーグラ信者集団

 motor enthusiasts CG's

 でした。発足に際して
「カーグラを全肯定するような、単なるファンクラブにはしない」
 といった意志表明というか条文(?)もあったように記憶しています。
 これは同誌の特色であった、

 日本の自動車および自動車ジャーナリズム全般への「批判精神」

 を受けてのもので、そこに心酔していた者ならでは、と言えるでしょう。
 逆に今思えば同誌も我々も、欧州産であればオールOKだったかも(笑)
 ネーミングには当時Night fever
がヒットしていたビージーズの影響も?
 というのも同誌の俗称、当時は「カーグラ」が一般的で「シージー」っていうのはほとんど聞きませんでしたから。
 ちなみに当時の表記はスラッシュの入る「C/G」 が一般的、エンスージャストなる語も「外で」使いだしたのは我々が最初、故ナベゾ画伯が「エンスー」と言い出すずっと前(笑)でした。
 また全巻揃いが謳い文句だったにもかかわらず、開店当初はすべて揃ってはいなかったそうです。自分はあまり古い号には興味なかったので知りませんでしたが。

 クラブ発足前にアンケートを書きました。設問の一つに、カーグラ読者歴がありました。自分は6年と書きましたが、これは 1年ほどサバを読んでまして(笑)実際に最初に買ったC/Gはこれ
76-4.jpg 
ですが、既に古本屋巡り(=バックナンバー集め)は開始しており、’75年以降はとりあえず揃ってはいました。この読者歴の記載は、

 古いファンほど偉い

 ということを現わしていて、クラブ全体の空気としても「○○をよく知っている方が偉い!」というのはあったと思います(笑)

 そして事前アンケートは顔写真入り「メンバーズ・レジスター」となって配られました。その小冊子状のリスト、 CG's会報vol.0
vol0.jpg
 はこのあと、'83年3月のvol.18まで「不定期」刊行される同会報
揃い
その原型で、白黒印刷、中綴じの完全手作り。表紙は黒タイル貼りの店内イメージを踏襲、例の「アーパッドミディアム」のロゴはインレタを駆使、その他の文字は、ワープロ普及以前ゆえ全て手書き!
頁
というものでした。 特筆すべきは、この会報には「fron C/G」という頁が設けられている点で、 Vol.0にはかの小林彰太郎御大の寄稿
コバショー
があり、その後も編集部員持ち回りで毎回原稿を戴くなど、C/G編集部とコンタクトはありました。本家本元の運営するCGクラブに先立つ、いわば公認クラブだったといえます。 
 創立メンバーは、とりあえず50名で始めようという会長S氏の意図があったのでしょう、各人50までの会員番号が振られ、自分は34、それを見て
「ティレルの6輪車ね」
P34.png
と思ったものです(笑)当時は一時が万事そんな感じでした(爆)
 
 メンバーにはモータージャーナリストの中村孝仁氏、前述のWorld Famous Nikon F Collector S氏をはじめ、等々力のスピードショップLagspeed主宰、元グランドオート(=レースメカ)O氏、N自動車で辣腕をふるったのち文筆家ともなった板谷熊太郎ことM氏
テクニカルイラストレーターの大内誠氏、著名指揮者のご子息I氏、某ファミレス店長候補にしてのちの
北斗
中華料理店グループ代表K氏、名門ブガティック
b_20130407115806.png
で修行、渡英帰国後ブレシアで活躍ののちくるま工房やまもとを主宰する山本氏・・・と、そうそうたる面々。当然自動車関係者も多くのちに自動車メーカーに入った学生も多数いました。
 そう、件の会報の制作等を担当する「鉄砲玉」クラスは学生が主体。それも近隣と言える武蔵工業大学の学生が絶対多数を占めていました。
 ちなみに自分はメンバー最年少、4輪免許取得年齢にも達しない高校生(!)でした。 このクラブはその後メンバー募集をしなかったので、現在も交流が続くこの仲間うちで自分の最年少は未だ変わりません。


 トップ画像は、その中綴じ会報のピンナッブ()用に描いたParilla Gran Sport
 高校時代はほとんど着彩はやらず白黒のみ、画材はサインペンで健全なものと先が傷んだもの2本を使い分けてました。これは確か下書きなしの一発描き、写真はライダースクラブから、実車は当時見たことはありませんでした。
 ちなみにライダースクラブ

RC.png  
(この号に前述万沢氏によるDT125M激賞インプレの影響で・・・)

とは「2輪のCG」を目指し創刊された「高級誌」でカーグラと並行購読は高校生には経済的にきつかったのを思い出します。


 なにぶん当時自分は「オミソ」に近い状態だったので(笑)
 知らなかったこと、知らされなかったこと、わからなかったこと等多々あり(汗)上記に事実誤認等あったかもしれません。

 関係者の皆様、あのことを書いてくれ、とかあれを書き忘れているぞ、とかそれは違うぞ、とかご意見ご指摘ご鞭撻よろしくお願い致します。

 とZAGATORさま、いかがだったでしょうか?反響があれば続編も・・・?


スポンサーサイト
  1. 2013/03/31(日) 20:15:39|
  2. Profile
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

4-4)La giacca su una giacca

abbey R  
(sold!)
 
 今稿表題The jacket on a jacket の意(伊)です。
 
 前回お話ししたように

 「ひょっとしたら本になるかも…」

 などという淡い期待に強く後押しされ、矢継ぎ早に革ジャンアート4着を仕上げた自分でしたが、書籍化企画がポシャった時点で次の手は考えてありました。  
 
 雑誌に広告を打とう! 

 というものです。当てはありました。
 二輪誌RIDEです。二輪漫画家(と言ってしまいます)東本昌平氏を実際にも精神的にも柱とし、ある年代以上を対象としたマニアックなオートバイ雑誌です。
 統括のS編集長自ら「家内性手工業的」と謙遜する()なるほどどこか手造り感のある(誉めてます)ユニークな雑誌で、読者参加型ともいうべき60mm×60mmと小さくも格安な広告スペースもそこにはあったのでした。 
 
 大型バイクと古いロックと革ジャン!

 読者層もばっちりマッチ、問題の広告料も1件成約でペイします…行くしかない!

 期待にうち振るえながら()準備を進めます。

 スペースは決まっているので、問題はデザイン。出来あがってきたものにあれこれ注文を付けるより自分の思うものを!と考え
 そして別途かもしれない「版下制作料」の節約も兼ね、自前画像とExcelで原稿を作りました。

 その努力は報われ、自分のアイデア通りに、しかもフォントはより完成度の高いプロの技を盛り込んでいただき出来上がったのが・・・コレ。

kimura-genko.jpg  

 今回の初広告、アルバムジャケットを描き込んだレザージャケットを売るのではなく

 レコードに限らず例えば愛車(2輪、4輪)、ペット、映画のポスターもよいでしょう、そういったあらゆるものの描き込みの依頼を受ける

 というビジネススタイルを想定しています。

 しかし同誌読者が選ぶような革ジャンは高級品、何十万もするヤツに直接書き込む!というのは、のはオーナーならずともも少々気が引けます。
 そういった方のためにそこそこ目利きである自分が(笑)適した革ジャンをお探しする・・・ことも可能です。

 それではその、背面にイラストを描き込むのに好ましい革ジャンとは・・・? 

 まず第一に、イラストの描き込み易さと出来栄えのため
 背中が一枚革である(=縫い目が無い)こと。
アクションプリーツ  009.jpg
     (こうでないと・・・)        (この縫い目は厳密にはNG・・・) 

 これは実はライダースジャケットの基本的ディテールのひとつなのです。
 なぜかというと・・・
 背中にゼッケンを貼り(書き?)やすくするため、という意味もあるのかもしれませんが・・・
 より強固な理由として前回話題にした「長い袖」同様、背面両肩に

 深い前傾姿勢に対応するためのアクションプリーツ

 を設けるのがライダースの定石。すると背面両側にパネル接合部ができるので、転倒時の引っ張り強度のため中心部は縫い目をなくした・・・ものと思われます。
 
 以上を踏まえると、背面一枚モノのスタジャン風ジャケット(=クリムゾン)というのは非常に珍しい、ということがおわかり頂けるかと思います。

 そしてもうひとつは、前から見てシンプルなこと。

 一般的ライダースジャケットの典型としてある、ダブルブレスト型
グレイ全景
は向かないように思います。
 というのも、それ自体かなり装飾的でなおかつデザイン的に完成されているため他の装飾的要素(=イラスト)を受け入れる余地がないように自分は感じます。

 
 ということで・・・前合わせはシングルで装飾や縫い目、切り返し等のない「ツルっとした」・・・

 シンプル過ぎて物足りないレベル、「どうしてこれを選んだの?」と思われるくらい、足りない感じ・・・

 もっと言えば(笑)

 格好悪い、あるいはダサいの「寸前」くらいのヤツがいい、と思ってます。
DSCF3702.jpg  かお
(そう見えませんか?)
そしてその背面に廻ると・・・
002 (3)  宮殿

「・・・ああね・・・!そういうことねえ・・・!!」
と納得してもらえるような感じがよいのではないか!と自分は考えます。

 Rising稿で述べた様に、描くきっかけは雑談からでしたが、もうひとつ重要なきっかけ

 アルバムジャケットへの思いは世の中一般に広く共有されている

 ということを自分に知らしめてくれたのが以前某深夜TVで見た
 
 お弁当箱をアルバムジャケットに見立て、食材でそれを再現する、という

 「ジャケ弁

 でした。どれくらい影響を受けたか・・・というと、今回の広告企画を出版社に持ち込む際の呼称を「ジャケ弁」は既に認知されている、という前提でそのネーミングに肖り

「ジャケ・ジャケ」と称していたくらいです(笑)

そして今稿入力に際し「ジャケ弁」を検索したところその方、オバッチ様のブログが、なんと同じFC2内にあったではありませんか!

ということでオバッチ師匠、今後ともよろしくお願い致しますm(__)m

 さてトップ画像のAbbey Road

 これこそマニアだけではなく広く、誰もが知っているジャケットの筆頭でしょう。
 流石に人気も高く、制作中にオファーがありました。また改めて描くことはもちろん可能です。


  1. 2013/03/29(金) 23:00:00|
  2. Jacket
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

4-3) Giacca di pelle

宮殿
(available ¥50,000)
 今稿も伊語表記、pelleはオレンジピールのピールに同じ。ということは革より皮の意なんでしょうな。

 自分で着て歩くことはあまり考えず(そして予告通り)遂に
 「やってしまった」キングクリムゾン。
 誰でも(?)思いつくものの「何処にも売っていない一着」となりました。

 このベースとなったのが'70年代と思しき日本製、襟付きのスタジャン風です。 薄手の、クロム鞣しらしい牛革製
かお 
襟下着丈630mm脇下身幅600mm肩幅500mm袖丈540mm
裏地はダークグリーンの今時服地としては見かけない、チープなボア素材
かお内
(チンチラ?)
で全然暖かくありません(笑)
 しかし閉じないポケット等ライダースにはないチャラい気安さがあります。

 この'70年代。との判断の根拠は?というと
 まず
 この寸法で今ならあり得ないサイズ表記「L 」であるということ。
 そして
 前述の内張り
 加えて
 当時の日本製上着一般の顕著な特徴である「短い袖」。
 それを物語るエピソードとしては・・・

 通常ライダースジャケットはバイクの乗車姿勢、
 それも低~いハンドルによる深~い前傾姿勢
前傾2
 (極端な例かも。下記映画より)

世界最速のインディアン スタンダー...
ロジャー・ドナ...

ロープライス ¥1,380
or 新品

Amazon.co.jpで買う

プライバシーについて

を取っても手首が露出しないくらいに、袖はかな~り長くなっている
グレイ全景
(ウェストとの位置関係に注目)
ものです。ところが当時のSinisalo等海外有名ブランド製
 「日本向け別注ライダースジャケット」
は発注者(=日本側)がそれを知らずあるいは嫌ってのことでしょう、その袖の短さたるやまるで割烹着です(笑)
割烹着
(その割烹着、最近のは袖が長過ぎ!とも聞いたことが・・・余談です・・・)

 「カフェレーサー」文化の無かった(=欠落したまま成長してしまった)日本のモーターサイクル・ファッションの、少々悲しい現実ではあります・・・。

 クリムゾンジャケットに話を戻すと・・・現在の内張りにタグはなく、張り替えと同時に失われた可能性もありますが、それにしては各部ダメージは少なく(=張り替えが必要なほど裏地が傷んだとは考え難い)謎の部分ではあります。ショップレベル(=ノーブランド)のオリジナル商品だったのかもしれません。

 普通このような「年代測定」にはファスナー
Scovillファスナー
(のブランドと年代。画像は'60年代のScovill)
がポイントになるのですが、コレはYKKの普及品ですし・・・
 ともあれこういった時代考証が古着の革ジャンの面白さでもあります。

 実はコレとRising
002 (3)
のジャケット二着は自分で入手したものではなく、某出版社のスポンサード即ち提供して(=買って)戴いたものなのです。
 
 「ヴィンティッジのレザージャケットとロックの名盤を絡めてそれをネタに、
  バイクやら音楽やらの蘊蓄を語るムック」

 というA出版っぽい(笑)企画というか思いつきをMB社の営業O氏(=もちろんライダー)にお話ししたところ
「それは面白そうだ。」
と前向きなご返事を頂き大変気を良くした自分は、それでは・・・とまずネットオークション上から「語れる」ジャケットをピックアップしました。
 もちろんすべて自分にフィットする寸法のものです。↓


 革ジャンはよく「馴染ませる」とは云いますが実際には、
永く着込んで形は若干変わっても寸法的にはほとんど伸びることはなく
アクションプリーツ 
(プリーツは伸びてもパネルは伸びない) 
下に着るものの厚みで違ってくるくらい寸法的にはシビアなものです。

 1㎝に拘るのが革ジャン、なのです。

 

 →・・・そしてオークションから選んだ、その自分用革ジャンリストを作成、後日それを提示すると・・・翌週、なんと落札のうえ現品、わざわざ届けて戴いたのでした。

 O様にはホント足を向けて眠れないと感じております。

 そしてその間の、二人だけの企画会議のなかロックについてはあまりご存じないO氏に対し自分は、イラストの候補である名盤の数々と、その歴史的経緯と意義を説いたのでした。ご迷惑だったかもしれませんが(笑)
 相当数の候補を見たO氏曰く

「これはスゴイけど、描いても(恥ずかしくて)着れないんじゃない?」

それがこのクリムゾン「顔」
宮殿 (2)
でした。

クリムゾン・キングの宮殿 デビュー...
キング・クリムゾン

ロープライス ¥2,075
or 新品 ¥3,435

プライバシーについて

 そして完成後お見せしたところ第一声が

「とうとうやっちまいましたね!」

 氏の本当の気持ちは定かではありませんが・・・自分は称賛と受けとめました(笑)
DSCF2663.jpg
(着てます)
 その後上記ムック企画案、実際に社の編集企画会議にあげて頂いたそうですがやはり購買層が限られる、ということで残念ながら却下・・・ということになったそうです・・・。
  1. 2013/03/24(日) 11:00:00|
  2. Jacket
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

4-2) Panciotto di cuoio 2

(available ¥40,000)
 今稿表題もイタリア語表記「革ベスト」です。 

 革ジャン・イラスト第二作 Van Halen の1984 を完成させた自分は vest の望外の良さ(=価格的手に入れ易さ、作業、収納の勝手の良さ)に目覚め、中古ベストを買い漁りはじめました。
 前回述べたようにベストは夏でも着られサイズ的にもラフ、沢山あっても大して嵩張らず(←革ジャンはコレらが問題に)圧倒的に軽く、作業もし易いのでした。作業といっても描くことだけではありません。
 古着の革ジャケットは「入手してすぐ着られる方が珍しい」と思っていた方がよいくらいで、大抵何らかの瑕疵があるものです。よくある内張りの破れとその修理、洗浄(汚れ、臭いそしてカビの除去)と乾燥・・・そういった作業、何をするにも楽なのでした。

 並行して次作のテーマ(=レコード)選びを知人友人と相談です。
 というのも前二作、自分の友人の間でわからないヤツは皆無、それゆえ「音楽ファンなら誰でも知っている」と思っていましたがこれは全くの誤解で(笑)広く一般人向けとすると結構知らない人がいる、ということを知ったからです。
 クルママニアの世界は深くも狭く、販路は限られるけど音楽の世界なら!裾野はずっと広いはず!!と考えてもいましたが、そのジャンルもまた広かった、というところでしょうか。

 本屋時代のある日・・・。
 「ハードロックやプログレの名盤だったら誰でも・・・って訳にゃいかないんですよね・・・」とさるプロカメラマンの方(本屋のお客様)に問うと
「たとえば・・・牛
とか顔
とかアルマジロ
とか?」このお客様はわかっている方のヒトでした(笑)ちなみに上記3作は予告編になってますねえ・・・。
 「正にそんなところですが・・・」と自分。
「じゃあ・・・ロボットは?最近TVドラマとかでもクイーン使われていたし・・・」
 「おお、そりゃいいすね!決めた。そうしましょう。」
 自分は結構SF映画も好きでして、最近T・クルーズ主演でリメイクされた映画のオリジナル版

地球の静止する日 [DVD]
ロバート・ワイ...

ロープライス ¥1,380
or 新品 ¥4,179

プライバシーについて

のイメージもあるあの絵

news (2)

には好感を持っていたのでした。そうしてできたのがトップ画像の一枚。
 Queen の News of the world

世界に捧ぐ
クイーン

ロープライス ¥2,359
or 新品 ¥2,359

プライバシーについて

ちなみにこのアルバムの邦題はこのベストを人に見せるようになってから初めて知りました(笑)
 この作品制作中の話としては、このアルバム原画には着色部分に下地が透けているところが多々あり、同じようにするため「見えている下地部分を描く」という珍しい作業を体験しました。
 やはり Rainbow より Van Halen よりクイーンの知名度は高くこの作品、受けはよいです。

  この商品も販売します。

vest2.jpg  
(やはりファスナーの方がバイカーイメージですね。
前述の通りサイズはさほど神経質にならなくても・・・)

 ご興味ある向きは左側メールフォームよりお問い合わせを。もちろん
「自分の革○○○に□□□を描いてくれ!」
ってのも大歓迎です。

  1. 2013/03/17(日) 13:24:46|
  2. Jacket
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

4-1) Panciotto di cuoio

1984.jpg 
(available ¥38,000)
 先週号(笑)に倣い今稿表題も「革ベスト」のイタリア語表記です。
 
 自分が好むようなheavyな造りの革ジャンは30年位は軽く保つことはご存知でしょうか。そのほとんどが中古(=古着)から成る「十字野郎コレクション」の中で、数少ない新品購入であるダイネーゼ・・・ 
D.jpg  
(同社としては異例の地味路線、レアな「ボマー」。でもアシンメトリー )
D2.jpg 
(シボあり厚手の牛革、剥がれた銀面の下地色からクロム鞣しと判ります)
・・・などは購入23年目(!)ですが、最初の10年程は「大事に着た」ためほとんど新品のままでした。
 気に入ってるんだからガンガン着よう!
と「宗旨替え」してから今日まででも最も傷んで(=擦れて)いる袖口下部分・・・
袖
・・・でもこの程度の状態です。そこから考えると、最近隆盛の古着屋で売られている旧いライダースジャケット、世間で云うところのいわゆるビンテージもの(←「ヴィンティッジ」が正しいby コバショー(笑))の傷みっぷりは一体どんな着方をしたんだって感じですが。
 その、30年保つ革ジャンに直接描き込む題材として「所有しているクルマ」を選択すると、大抵の場合それがいい具合にヤレてきた頃にはそのクルマはまず手元にない、ということになります。30年同じ車を所有し続けるというのはなかなか大変なことでしょう。一方、30年経っても古くならない歴史的名車という選択肢もありますが2-2)Abarth-Simca項で述べたように
 
 革ジャンへの描き込みとという極めて個人的な事象と
 名車とはいえ、他人のクルマをそこに飾ることは相いれない

 と強く思います。そしてより相応しい題材として

 30年以上も変わらぬ普遍的価値と
 それが描かれている革ジャン所有者との明確な関係性

 を併せ持つ存在、それがレコードの「アルバムジャケット」であることに気付いたのです。特に昔LP版をお小遣いで買い、大事に抱えて帰った経験のある世代にはレコードジャケットの重要度というか芸術性や歴史的経緯等々、その記号性はご理解頂けると思います。

 革ジャンにはクルマは描かずレコードジャケットで行こう

 これは前回のRainbowのRising制作中に決めました。何より革ジャンのイメージははるかM・ブランドの時代 ・・・

乱暴者
ラズロ・ベネデ...

ロープライス ¥475
or 新品 ¥909

プライバシーについて

・・・から、クルマというより
 「バイク、そしてロック」
でしょう。そうして出来たのがトップ画像の一着。Van Halenの「1984」

009.jpg
(≠G・オーウェル(笑)エディのキーボード・イントロでお馴染みJump収録)

1984
ヴァン・ヘイレン

ロープライス ¥1,500
or 新品 ¥1,963

プライバシーについて

 古着の、薄手のマイナーブランドベスト(羊革のようです)サイズは肩幅380mm着丈前面肩下600mm背面510mm脇下身幅480mmがベースです。

vest.jpg

 ジャケットより安価ということもありますが、なぜVestか?というと・・・

 折角描いたお気に入り、なるべく長い期間着たいけれどもさすがに暑い夏は・・・しかしベストなら、夏でも!
 Tシャツの上に「痩せ我慢なしに」着ることができるからです。

 この商品も販売します。ご興味ある向きは左側メールフォームよりお問い合わせを。もちろん
「自分の革ジャンに描いてくれ!」
ってのも大歓迎です。その場合は何でも描きます。

 Van Halenのライブには3回程足を運んでますが'89年2月の東京ドーム公演はアリーナで観ました。その模様はその週末深夜TV放送され、自分も映ってました(^^)v
 なぜそんなことを憶えているか、というと ・・・

 その放送の裏番組で、日本のモータースポーツ界に於いては歴史的といえる2輪ロードレースWGPの年間全戦中継が東京12ch(≒TV大阪)ではじまったからです。
 その晩Van HalenライブはTVで直接見てWGPは録画しました(笑)
 そしてそのシーズンの開幕戦でもあった日本GPスズカ、メインの500ccクラスはこれまた歴史に残る大激戦だったがゆえなのです。
 K・シュワンツとW・レイニーのヤングアメリカン2人による、3位以下をはるか後方に置き去りにして行われた抜きつ抜かれつ・・・
RS_20130310084547.png 
・・・のデッドヒートはのちにDVD化・・・
・・・される程の異次元っぷり。見ていて声が出るほどでした。
 以来自分はWGP(およびのちのMotoGP、最上級クラス)の魅力にハマり、現在に至るまで全戦観戦(含録画)するほど!

そのインパクトは当時既に盛り上がっていたバイクブームをより後押ししたとも感じてます。


  1. 2013/03/10(日) 14:46:31|
  2. Jacket
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

4-0) Giacca di cuoio

002 (3)
(available ¥50,000)
 第二音節にアクセント…gnocchiはニョッキではなくニョッキィ…てな初心者にとってイタリア語表記の本稿表題は・・・?「革ジャン」と翻訳ソフトに入れるとこう出ます。ブログタイトルも同様の理由でそこだけ英語です(苦笑)
 当ブログも開始ふた月、話題の順番待ち(笑)で未だ大好きな自転車の話には入れませんが、やはり季節もの、革ジャンの話題は寒いうちに・・・ということで、いってみましょう!
 
 春になるとアメ横に並ぶ、いわゆるスカジャンや爆撃機アート の描かれた
 
フライトジャケット
等、昔から背中に大きく描かれた絵や刺繍には興味がありました。しかしスカジャンの絵柄の、味はあるとはいえそのヘタウマっぷりや爆撃機アートにしても女性が好みではない(←ほとんどイイガカリですねえ)などといった理由で「これだ!」というものには出会えずに居りました。
「なんか面倒臭そうだけどそのうち自分で描くことになるんだろう…」と、半ば諦めに近い感覚を持っては居ました。
 その「面倒」の元というのが「エアブラシ」なのです。
 大はアートトラックから小はエレキギター、それこそ革ジャンに至るまでリアルなイラストを、あとから描き入れる場合通常選択される技法はエアブラシです。その機材を揃えた上で「他人に見せられるレベル」にまで習熟する・・・。
 チャレンジングとも言えますが少々億劫なのはご理解頂けるでしょうか。 
 ついでに言ってしまえば自分、エアブラシの絵はあまり好きではありません。細い描線に不向き、急激な階調変化も受けつけない(←マスキング等の別処理が必要)等々機材の性質という制約がある上、立体的でありながら妙にベタっとした絵柄(酷い物言いで・・・)は自分の望むものではありませんでした。
 
 描きたい題材は決まっていました。
RISING (2)
 音楽仲間で、釣りの趣味もあるH先生(あのESPで教鞭をとりつつCharのギター等も製作するクラフトマン)との雑談で、先生曰く
 「Risingの虹をニジマスに描き換えて『Catch the Rainbow』ってのは面白くない?」
「いいね!」
 先生はギターにエアブラシで描き入れることを想定していたようですが、自分にとっては衝撃的啓示(!)でした。そのアルバムの記号性・・・
 
 (2010年に亡くなったレインボウの初代ヴォーカル、ロニー・J・ディオ

彼へのトリビュートアルバムでもこの絵がサンプリングされてます)
・・・そして捻りの効いたギャグ、ぜひ描きたい!とその時、直感的に思ったのでした。
 まあそのニジマス版は先生にプレゼントするにしてもとりあえず自分用の習作としてオリジナルRising 


は描かねばなるまい・・・しかしそれは上記の理由で実行されることなく月日は流れました。

 ところがある日、日常の酷使で壊れかかった黒い革製トートバックを前に、捨てるんだったら「イラスト直接描き込み」のテストをしてみよう、それもエアブラシではなく通常兵器(⇔飛び道具)で・・・と思い立ち、すぐさま実行してみると・・・これが大成功!
 使い慣れた「紙に色鉛筆」とほぼ同様の感覚、使い勝手で描き込むことができる画材の組み合わせを発見!
 しかしそのままでは、指で擦っただけで描画部分が損なわれてしまいます。何かでコーティングしなければ・・・これも偶然、見つけることができました。
 これで懸案の革ジャン背面アート、躊躇なくGOサインが! そうして出来たのがトップ画像の一着です。
 
  「ベース」はパキスタン製、ブランド名 AC/DC(←既にハードロック風味)襟付きのトラッカータイプ、厚手の、タンニン(もしくはコンビ)鞣しの牛革製、裏地はキルティングの重厚な、本格派ライダースジャケット。サイズはUKサイズ34(=S)実測寸法は襟下着丈570㎜肩幅480㎜脇下身幅500㎜ウェスト480㎜と結構タイトな造りです。筆者は168cm、60kgやや筋肉質ですが下にロンT、カットソーならOK、トレーナーは厚くて着れない感じ、です。
 この「商品」販売します(また描けばいいんです)。ご興味ある向きはメールフォームよりお問い合わせを!

  1. 2013/03/03(日) 15:10:08|
  2. Jacket
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0