たべものの話

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 前稿、食彩堂の小島シェフからわざわざコメント付き拍手を頂きました!
ありがとうございます。
 それを受けて、肩の凝らない「グルメ」な話なんぞひとつ。

 まず件の食彩堂、おすすめメニューから。食彩堂に行って必ずオーダーするのがワイン(ほぼスパークリング)と

 地ダコのわさびマリネ(画像なし。お店で!)

 です。小坪だったか地元の漁師さんによるものだそうで市販の茹でダコ
よりずっと「レア」な仕上がり
 (生きている時に茹でないとレアにならない=溶けてしまうとか)
 な一方「皮」は黒くしっかりとした、ある意味ワイルドな味わい。絶品!
とまではいいませんが(笑)これを食べるようになってからはよそでタコは食べなくなりました。ワインも、以前は赤ばっかりだったのですがこれを頼むようになってからは自然に白主体になってゆきました。
「とりあえずビール」
一杯目のビールのうまさは捨て難いものの、そんなにたくさん飲んでられないので(←その後ワインフルボトル1本開けてしまうこともしばしばで・・・)
スパークリングワインを頼む機会が増えました。これはビール(=発泡)の口あたりと白ワイン(の味わい)とのいわば「あわせ技」、食材を選ばない
万能選手としての選択なのです(笑)
 スパークリングワインといえば・・・おすすめの1本がこれです。
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アッバツィーア。
 安くて、抜群にうまい!一般的には好評価なフ◎シ◎なんぞよりずっとおいしい。箱買いするくらいです。
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ほかにも安物(笑)としてこんなのも・・・。

 甘いものはお好きですか?

 自分はかなり好きです。和菓子、あんこ系が主体・・・とかなり偏ってはいますが(笑)最近はまっているものをご紹介しましょう。
 まずフリスク(!)
フリスク
(最近出たストロベリーミント。かっこいい?金属ケース)
 苺はそのまま食べますか?スプーンで潰してお砂糖をかけて食べる、
子供舌(失礼)の方は?自分は後者です(笑)
「砂糖はかけるがミルクはかけない」
その、お子ちゃまな味覚にぴったりなのがこのフリスク。ミントを謳ってはいますが弱く、それほど
「Sharp’n  up!」
ではありませんが上記の好みにはばっちり応えるでしょう。

 チョコレートはビターなものに限って好きです。高級品にはいくらだってありますが(笑)普通に売っているものの中で一番美味いと思うのがこれ。
ちょこ  
チョコレート効果(72%)
 同じシリーズで86%もありますがあれは苦過ぎ。その反省もあったのか出た当初より現在は少し甘くなったようですが。この72と86(バイク?車?)を混包したお徳用袋詰め があり、おすすめです。
 フリーザーで保存した(←これ大事)72と86をカキッ!と折って半分づつ、同時に(口に入れ)79%にして食べると最も美味い!と思います。人前では憚られる悪食ですが・・・(笑)

 チョコといえば最近見かけなくなったアーモンドチョコのビター。あれもフリーザー保存がうまさをより引き立てます。加えて・・・フリーザーから出して表面が結露したところでその湿気を利用、まわりにココアパウダーをかけると・・・あら不思議、ショコラティエもびっくり(笑)の似非高級チョコに変身!お試しを。

 最後にあんこ系で・・・地元逗子の「亀焼き」!

 逗子へお出かけの際はぜひ!

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  1. 2014/03/30(日) 10:47:30|
  2. Gourmet
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掲載:仲畑流万能川柳

万柳 
八尾の超常連様、Zが入って判り難くなりましたが、当然ロックファン・・・)


 また!毎日新聞「万能川柳」に載りました。嬉しいです!

 これくらいの頻度でいけば立派な常連なのですが・・・なかなかそうはうまく行くものではないでしょう。まだ「万柳」読者の間では「十字野郎」の名前すら認知されていないことと思います。
 ただ、前回もそうですが変に技巧に走った「欺い」ものより、その時の純粋な気持ちの発露の句の方が撰者さまの目に留まるというか琴線に触れるというか、「載る」ようです。毎月1万句以上(!)を見ている撰者の目は誤魔化せない、ということでしょう。
 この句、元はといえば仕事の待ち時間
「・・・待たせやがって・・・」
という半ば攻撃的気分でできたものでしたが、その昔若かりし頃
(=携帯電話がなかった時代)の待ち合わせでのエピソードを思い出しながら推敲したのがよかったのかもしれません(笑)

 そこいら辺を押さえつつ今後も投句、続けていきたいと思います。

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 ところで、ウォーターポンプが逝ったステップバン、直りました!

 山本社長のご尽力でベアリングの交換成ったW/Pですが飯山からの返送は例の大雪(!)で大幅に遅配。
 折角届いてからも自分の、法事やら雨天(←青空ガレージゆえ)

 亡くなった友人の倅

穣 - コピー

(これは7、8年前かな)

 の来訪(しかもMTBを1台!仕立ててくれって言われちゃあ・・・)等が続き、その狭いエンジンルームに頭を突っ込むことができなかったのですが・・・ようやくです。

手 
(久々にこんな手に・・・ちょっと高村光太郎・・・?)
 W/P取り外しに際しては結構な大騒ぎをしましたが(面目ない・・・)取り付けは超スムーズ、半日もかかりませんでした。タイミングベルトも新品に。
 終わってみれば驚くほど静かになって・・・実は来た時から問題を抱えていたのかも。
黄色いやつ
 ともあれ、動く車があることは素晴らしい!実感してます。
(普通は動かない車、置いとかないですよねえ・・・)

 今稿いつもより随分短いですが・・・今月末開催の、自分のかかわるヒストリックイベントの準備に忙殺されてのことです。
 ということで次稿も同じか休載も・・・?

  1. 2014/03/23(日) 12:49:40|
  2. 万能川柳
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マグネシウムの話:その4

国内レース 
 
JGTCはご存知でしょうか。
 全日本GT選手権、現在のスーパーGTの前身です。一時隆盛を極めたグループAレースに替わってホモロゲーションの要らない(?)高度改造車レースとして始まった同シリーズ、当初は格違いのスーパーカー、
マクラーレンF1
MLF1.png
(必要最小限ならぬ「不必要最大限」の車ⓒ沢村慎太郎)
 の独壇場でしたがその「引退」後は国産高性能車の闘いの場として人気を博していきます。現在のレギュレーションは相当厳格ですが当時の車両規則は結構緩く「何でもあり」の雰囲気がありました。というのも、あまり開発費をかけずに500馬力(!)のコンテンダーをとりあえずシリーズが成立する台数、集めなければならなかったからでしょう。
 少ないリソースでレーシングカーを仕立てるには「ありもの」の流用は欠かせません。N社は重く重心の上がる4WDは捨て去ったものの、アイデンティティたる大きな6気筒を踏襲してレースカーを仕立てました。
対するT社は同社高性能車の
T-S.png
看板S
 に販売主力の6気筒ではなくフォーミュラからルマンまで(!)レースでの幾多の実績ある4気筒を選択しました。そしてそれだけではなく、大容量ミッションと重量配分の問題を一気に解決すべくアメリカのレース
(≒ヒルクライム)向けの特製ベルハウジング(もちろんマグネシウム製)を用い、なんとグループCのミッションを後席下にマウント、トランスアクスル(のちのウェイトハンデ対象)としたのです。
 このCカーのミッション、本来ストレスメンバーとして使われていたものですからサスペンションピックアップを持ちます。結果として同車はCカーとほぼ同じRサスペンションを持つに至ったのでした。

 ある日自分のところにその!
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ミッションケース
 が持ち込まれました。T◎Dの担当者氏曰わく
「これは元WGPチャンピオンのドライブする車のミッションケース、
 次のレースに代替品が間に合わないので修理してくれ・・・」
 (↑ 意訳)とのこと。
 ・・・修理?見ればクラッチ側アッパーアームの付け根に、相当な肉厚が与えられているにもかかわらず、明確なクラックが!
 本来付くべき所に付くべきものが付いての「通常使用」です、壊れるほどのストレスは考えられません。本来丸一日(=24時間)レーシングスピードで走り続けられる耐久性を持つ車の部品、何より実績ある「商品」です。一品ものではないので鋳造不良は考えにくく・・・ではなぜ?
 それは・・・恐らく、車体重量でしょう。
 Cカー 
  はフルタンクでも1トン弱。対してウェイトハンデのあるJGTC車は場合によっては1.2トンオーバー!このミッションケースの、ストレスメンバーとしての設計荷重を大きく越えているのは間違いなく、度重なる過大なストレス(=ピックアップ部ゆえ引っ張り荷重)にケース自体が音を上げた、ということなのでしょう。
 さて溶接です。自分は一時期自社製品の溶接修正全てを一人で行っていたので、ひょっとして当時日本で最もマグネシウム溶接をこなしていた男だったかもしれません(笑)とはいうものの・・・
溶接の上手い鋳物屋ってのは
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「化学調味料頼りの料理人」
 みたいなもので(笑)あまりほめられたものではないのですが・・・。

 技術的にはアルミとさほど変わりませんがマグネシウムの溶接、一般的には難しいとされています。TIG溶接
(=タングステン電極を用い、アルゴンガスで溶接部周囲を覆う電気溶接)ならチタンとかと同様、酸化の問題はクリア、その難しさは主にその軽さゆえの比熱の低さによるもの、となります。
 溶かした異種金属を毛細間現象によって流し込み固着させるロウ付けと違い、溶接するにはその部分の母材を溶かす必要があります。ところがアルミやマグネシウムといった軽金属は比熱が低く、溶かしたい部分に加えた熱が母材全体に逃げてしまい、そこが溶け出す前にワーク本体がチンチンに熱せられてしまうのです。結果全体が歪んでしまったり、溶接部周辺が溶け落ちてしまう(!)なんてことも起こります。
(だから!アルミボディの溶接板金は非常に難しいのです。余談でした・・・)
 また、クラック溶接は別の難しさがあります。
 ひび割れ部分に熱を加え、溶け出すとそのひび割れ(長さではなく間隔)は広がる、のはご理解頂けるでしょう。このひびを広げようとする力こそ
「応力」にほかなりません。それゆえひび割れの溶接は一見うまくいったように見えても、冷えて固まる時に再び・・・ピッ!と割れるのが普通です。正に鋳造の話にあった
「押し湯が効いていない」
状態なのです。
 そのため、固まるまでの「新しい」湯の供給源としてわざと瘤状に肉を盛ったり(=あとで削り取り、仕上げる)もしますがそこまでやっても、うまくいかないことは多いです。そう、マグネシウム鋳物のクラック溶接修理とはかくも難しく、常に完璧を目指すプロとしては・・・請け負いたくない仕事なのでした。
trsxl.png
 さて問題のミッションケースです。
 まずエアリューターを使いクラックを中心に「Vカット」します。
 溶接の際、ひび割れの先端が早く(=全体が熱せられる前に)溶けるように薄くし、そこから徐々に肉を盛り上げて行けるよう、母材を斜めに削り広げるのです。肉厚のある部分なので驚くほどの幅と深さになってしまいますが、地道に盛り上げていくしかありません。幸い「素直な」クラックで(笑)なんとかプロの面目を保つことができました。

 その翌週のJGTCレース、テレビ観戦です。
 問題の車は?というと・・・元チャンピオンライダーのドライブで上位を走行中、突然床下から一瞬だけオレンジ色の炎を吐いて(!)そのままリタイア、という衝撃の結末でした(画像お持ちの向きはご確認を・・・)。
 炎はすぐに消えたので燃えたのはガソリンではなくオイルでしょう。

 レース後に、壊れたパーツを、それも部外者に見せる、なんとことはありえないので憶測でしかありませんが恐らく・・・
 件のミッションケースが再び、より大きく割れたものと思ってます。
  直せなかったか・・・(?)

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  1. 2014/03/15(土) 21:11:38|
  2. Magnesium&Race
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フォールディングバイク・スープアップ!

・・・さて、一回置きに自転車の話題です。

 新しいRホイールが組み上がったところで部品調達が必要になりました。これまでのコースターハブが担っていたRブレーキです。アーチもレバーもありません。
 まずブレーキアーチ。このBS初代ピクニカ「苺ミルク」号のレストアの際、40年近くを経た、一つしか残っていなかったオリジナルと似たようなヤレっぷりのものなど入手できるはずがない・・・とコースター化に踏み切ったわけですが今回、
CG's時代からの友人
510.png
「510ブルーバードの導師」
 K氏がそれっぽい雰囲気の旧いダイヤコンペを提供して下さいました。
ありがとうございます!二つを並べるとダイヤコンペの方が短く
Bアーチ
(というよりワインマンが長い)
 実車に合わせてみると、Rはレストアの際フレームのエンドをロードエンド風にチェーン引きしろを増す加工をしたせいでブレーキブリッジ/リム間が遠く、ダイヤコンペでは届かずワインマンしか食いつけないことが判りました。
 ということで、これまでFで使っていたオリジナルをRに移動、Fをダイヤコンペとすることに。中学生時代からキープしている(!)自 転車ジャンクパーツの缶からジャストフィットする長さのブレーキシャフト
Bシャフト
(F用オリジナルはこんな・・・)
を見つけることができました。Rの方が目に入るうえワイアの取り回しも特殊
ワイア
(=下引き。ブレーキトルクがなくなったのでチェーン引きは撤去)
なのでオリジナル度はかえって高くなったような(笑)
一方レバーも一つしかないので買い足すほかはなく、同じ物を探しましたが・・・見つかりません。仕方なく別のものを探します。バー・クランプ部分がMTBっぽくゴツい今風のものはNG、かといって昔風でもママチャリとかの
bl_2014030217545976d.png
プレスの別部品「引っ掛け式」クランプ
 も無様です。現状の、ドロップレバーのような
athena.png
「バンド引っ張り式」
 を探します。このサーチも結構難航しましたが、サイクリーに状態の良いダイヤコンペの中古を見つけゲットしました。このレバー、以前のものよりずっと新しくしかも表面処理等も高級でした。しかしコストダウンのための瑕疵・・・は大袈裟ですが(笑)以前の安物に一点「負けている」ところがありました。
 左右レバーの共通化です。旧い方は(コスト意識など毛頭なく単に美意識?からか)左右レバーは別々でしたが新しいダイヤコンペは左右レバーが共通、ぱっと見は判りませんがレバーを引くと右側レバーの、ワイアのタイコ挿入部の
割り 
「切り欠き」
 が上面になっているのが見えてしまいます。ほんの些細なことかもしれませんが、趣味の道具としては気になる、のは自分だけでしょうか(笑)
 そしてこのレバーはもちろん、今回のスープアップの根幹を成すグリップシフトを取り付けるためにもハンドルバーの交換が必要になりました。いかにも当時風の
オールランダーバー
 ARB.jpg
(当時表記=All Rounderの意)
 は気に入っていたのですが、当時のフラットバーは「ロードバーの設定」で太く、シフターが入らないのです。そういえば今のレバーも広げ加工したのを思い出しました。
泣く泣くストレートバー
新ハンドル 
(これも前述K氏ご提供)
に交換です。またそのグリップラバーもプラスティッキーで固く手が痛い
のはクルーザー号で確認済みなので、
バーテープ 
バーテープを巻きました。 
 さてワイアの取り回しです。
 ブレーキは前述の内蔵工作があるのでそれでOK。問題は本来ないはずのシフトワイアです。ほぼフルアウターで取り回しますが、右チェーンステーのどこかにアウター受けを設けなければなりません。
 まずハンドル直下でRブレーキと結束、流れを決めます。次にメインフレーム下で垂れ下がらないようオートバイの
Rブレーキスイッチのリターンスプリングを加工、
小物
作った「小物」
 を使ってフレーム・ジョイント部分で吊りました。ジョイント部の部品固定の割りピンの機能も兼ねています。
 ハブのプッシュロッドのベルクランク手前、チェーンステー下面センタースタンド取付台座を新たにステンレス板を加工
スタンド
(カット&巻き。硬くて大変・・・)
 して作り、アウター受けとしました。スタンドは、ホイールを取ったジュニアBMXのものですがフレームのBB幅が広くてオリジナルでは食いつけない
(それまではホームセンターL字ステー)のでした。

 以上で改造は終了。

 そして各部をバラすなら・・・と「お化粧直し」を施すことにしました。
「部分補修が楽」な例の塗装、ブチブチ仕上げの真価発揮です。
Bブリッジ
深く広く削れた部分
 にはざっとベルトンをかけますが、基本的には下地、傷ついたまま何も
しません。 そしておもむろに適当な厚紙を取り出し塗装損傷
(=ピンクじゃない)部分を大まかに覆う形の穴
マスキング
を開けます。
この厚紙を塗装損傷部分にかざし、マスキングとするのです。
当然フレームには密着しないため塗料が周囲に吹き漏れます。
白
が問題なし。
 吹き漏れはいわばグラデーションなのです。
 チッピングコート(黒)発色下地(白)上塗り(ピンク)と指に付かなくなった時点で吹き重ねてしまいます。 
できあがり
完成です。
 簡単でしょう?
 これはつや消しクリア仕上げも同じで、塗装面を光沢仕上げにさえしなければ吹きムラは問題ではなくなる、ということなのです。
 以上で今回のピクニカの作業終了。雰囲気は保ったまま綺麗になってなおかつ速くなりました!

 ということで、マグネシウムの話の続きは次回に。

  1. 2014/03/09(日) 09:28:26|
  2. Bicicletta
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