Nostargic 2 days 2017


(トヨタ2000GTのドンガラ)

 恒例の、パシフィコ横浜での旧車イベント
「ノスタルジック2デイズ」
行って参りました。

 今年は友人の都合がつかず寂しくソロ、でした(笑)
 まあこのショーへ行くのは、懇意にして頂いている三樹書房さんと
(お台場で会ったばかりでもw)ロンバルディF氏に会うのが最大の目的なので、同行者なしの方が気楽といえば気楽ですが(笑)

 

 入場してすぐ目を引いたのがトップ画像、トヨタ2000GTのボディ一式、でした。
 ご存じかどうかこの車、車体構造的にはボディ材質が鉄とFRPの違いはあれ、ロータス・エランと非常に近いものがあります。
 そしてエランだと軽い、ボディ単体展示の場合も多いのですが、この2000GTではY字型のバックボーン・フレーム
(エランに非常に近い形状、もちろん鋼板製)・・・
2000gty.jpg
(エンジンに向かってY字に開いて・・・)
 tunnel.jpg
 (センターバックボーンがM/T部分から広がり・・・)
 に載った状態でした。
 何人かでエイヤッ!と持ち運べるエランと違って(笑)そうでなければ転がせられない、のでしょう。

 こちらとは別のショップでしょうか、同じ2000GTのタルガトップ車もありました。ウィンドウ・シールド、ピラー周りの内装の仕上げは中々微笑ましかったです。

 TEINさんのブースにはラリー・レジェンド・・・
Ford Escort RS
 escort.jpg
(鏡を置いて下回りまで展示・・・)
がありました。高名なコスワースBDAエンジン・・・
bda.jpg 
初めて見ました。

 大改造中の(笑)マツダの初代RX-7(SA22C)がありました。
sa22s.jpg 
(最近TVでホイールアーチ板金よく見るので大変興味深く・・・)
sa22r.jpg 
(当時より絶対高剛性でしょうw・・・)
3re.jpg 
(3ローターを載せるそうな・・・)
 最初のルマンカーのレプリカ、だそうです。


 この手のショーの常連であるフェアレディZやスカイラインGTRはもちろん大挙して来ていました。
 ここで「箱スカ」GTRの特徴のひとつとして有名な大容量タンク(100L?)をお見せしましょう。
100l.jpg 
(こんな高位置にあるとは・・・)
 日産(というかプリンス?)技術陣が動力性能重視(≒操縦性軽視?)だったことを窺わせる、思わず笑ってしまうディテールではあります。


 今回、珍しい(じっくり見る機会はあまりないw)と言えたのが・・・
Lotus Super7 Series4
s7s4.jpg 
(ヘッドライトがちょっとだけ埋まっているのが特徴・・・)
 でした。
 この車は、かつてC/G誌のインプレッションで故小林彰太郎氏が
「あまりにデューンバギー的で・・・(=好ましくない)」
と書いたのが原因で、不当に低く評価されているフシがあります(!)
 それまでの(ケイタラムが引き継いだ)S3が量産車というよりはどちらかと言えばレーシングカー(それも’50年代のw)的だったのに対しこのS4は、ロータス・カーズを一人前の自動車メーカーに成長させようと努力する総帥C・チャプマンが生産性と性能(剛性、ハンドリング等)を向上させるために出した改良型です。
 恐らく(乗ったことはないのでw)S3に劣る部分はない、のではないでしょうか?
 実際、伝統主義者(笑)コバショーが文句を言ったのもそのスタイリング。性能ではなかったはずです。
 新型車のスタイリングに当時のトレンドが反映されるのは当然です。御大の不満はいいがかり、みたいなものです(笑)
7s4b.jpg
 それに’70年代スタイリングの影響下にある自分、エッジが効いたこの形は嫌いではありません。

 ケイターハム・セブン乗りがS4を、それこそコバショー的に貶すのを聞いたことがあります。
 その人たちに自分は言いたい。
「S4は、造りやすさのためにわざわざ旧型を譲り受けた他社製品じゃなく真正ロータス、それもチャプマンの息がちゃんとかかった由緒正しいクルマなんだよ」
と。
 

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  1. 2017/02/25(土) 21:08:09|
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Abarth Simca 1300


(ナンバー付きのアバルトシムカと国さん)


 ニューイヤーミーティングで購入した一冊。
 J・スチュワート駆るタイレル(当時表記w)が表紙の古~い・・・

オートスポーツ

AS.jpg

(今回散財はこれだけ・・・あまり貢献できなくて申し訳ありません)

 懇意の自動車古書店ロンバルディで、「この中すべて500円」コーナーで見つけました。

 手に取ると、ほとんど分断されかかっていて・・・それゆえのワゴンセール品(笑)なのでしょう。
 
よく見ると表紙最下段になんと・・・

高橋国光がアバルトシムカをテスト

 とあります。

「これは!とりあえず、問答無用で読まずばなるまい・・・」

と中を全く見ずに(本自体が壊れそうだったので開かずにw)お会計へ。
 
店主F氏はこの本の状態を見て

『これは・・・あげます』

「いや、そうはいかないでしょう」

こちらとしても、店内の他のお客さんの目もありますし(汗)

『じゃあ、100円で』

「ありがとうございます!」

ということで格安ゲット♪

(重ねて・・・関係者さまあまり貢献できなくて申し訳ありません)

 

 そのまま、まだ明るいうちに帰路へ。


 ユリカモメを下車、新橋「博多天神」で

豚骨ラーメン
てんじん 

(完全に乳化した白濁スープは粘度自体は低く
思いのほかさっぱり。
テーブル上の胡麻と紅生姜とのマッチングは鉄板。
500円と大変リーズナブル、しかも替え玉1ヶ無料。
で、ちょっと食べ過ぎたw
自分のように濃厚豚骨がやや苦手
な向きこそ一度チャレンジを・・・)

 なんぞ食し帰宅しました。


 さてそのオートスポーツ、巻頭折り込みポスター(笑)は・・・

Can-Amカー(マーチ707)

 ASPU.jpg
(ヘルメットに注目)
ドライバーは映画 グランプリ で・・・
gpv.jpg 
主演 J・ガーナーの吹替えだったC・エイモン

 でした。


 さて問題の、国さんのアバルトシムカ試乗記は、というと・・・

 AS1302.jpg
(持って帰る間に落丁しましたw)

 車両は'66年に輸入された1300で、なんと6速(!)

 それをアバルトマニアとして有名な自動車画家、熊沢俊彦氏(故人)が入手したのだとか。

 まずその美しさに驚いた、との記述が。

 ヒストリックカーという言葉自体がなかった当時の、退役レースカーとして見れば当然でしょう。

 オーナー氏の愛情により保たれた美しさ。
 ひょっとして氏の入手時より状態は良くなっていたかもしれません。

AS1301.jpg 
(拡大して読みたい向きはメールフォームから・・・w)

 試乗自体はジャーナリスト岡崎宏司氏の同乗
(=2名乗車)で行われたようで、国さんの口述筆記を氏が行ったかたち、なのでしょう。
 
当時のビッグマシンに乗り慣れているニッサン・ワークスのエース国さんにとってサーキットで1300、は少し物足りなかったようで(笑)動力性能について特に目立った記述はありませんでした。

 むしろ言及されているのはそのピーキーさ。オーナー氏がストリートカー(!)として使っていたことを考えると・・・

 乗れる場所や時間帯はかなり制限されていたのではないでしょうか?

 それでも乗りたい、所有していたいアバルト・シムカの魅力。
 自分は、理解できます。

 abarth-simca

 これは別の車両を描いた自分の作品。
 同じアバルト・シムカでも1300ではなく2000のヒルクライム仕様、かな?

 

 ちなみにこの絵を・・・

手漉きの土佐和紙に高品位転写した商品

 シムカ

(available,¥30,000)

 ご用意できます!
 ご興味ある方、京急新逗子駅至近 「食彩堂」 さんにて展示中です。

 よろしくお願い致します。

 今週はこの辺で<(_ _)>

  1. 2017/02/18(土) 22:56:13|
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Super seven 160


(黄色いナンバープレート!)

 ニューイヤーミーティングで、非常に興味深いクルマを発見しました。

 ケイタラム(笑)スーパーセヴン160です。

 スズキの軽自動車のエンジン、ミッション、後車軸を、ケイターハム社がロータスから引き継いだ伝統のシリーズ3シャシーに載せたセヴンシリーズの末弟だそうで、F側は寸法的にも何ら変更なし、Rはスズキ(軽トラ用?)のライブアクスルなら当然軽自動車枠内で、それに合わせ新しくフェンダーを設え若干幅を狭めた程度とか。
 ちなみに160とはパワーウェイトレシオ、トン当たりの馬力(=車重500kgに80馬力)を表しているそうな。
 一目見て
「これは良い!」
と思いました。スーパーセヴンは高性能を求めるあまりに進化し過ぎ(笑)
 本来持っていたであろう「牧歌的」な面を捨て去ろう、振り払おう(?)としているようにしか見えない・・・

 例えば、本来シンプルなアッパーアームで
スタビライザー兼用のFテンションロッド
が現行型では別体となって
動作の確実性と剛性は各段に向上した
であろうけれど、創始者C・チャプマンの言う
軽量化のための
「一つの部品に二つの機能」
からは退歩・・・?
S3.jpg  S31.jpg
(でもこの160は後者、ですが・・・w)
 などと常々思っていたのですがこれなら、そういう本来のスポーツカー
(サーキットではなくあくまで公道主体)として気軽に使えるのではないか、と思ったのです。

 最早いい歳で(笑)昔程ぶっ飛ばす気はなくなったこともあり、今一番欲しいクルマは・・・
これ
2CV_2015030812440046f.jpg 
(シトローエン2CV)
 なのですが、2シーターで荷物は全く積めないとはいえ似たような使い方
(=ドライビング・プレジャーの追求)ができるのではないか?と思ったのでした。
 そう、セヴンは一般にはビシビシピキピキの純スポーツカーと思われていますが、その構造や重量分布(←配分、ではない)から見ると、軽いがため素早くは動くもののそれほど鋭いハンドリングではないはず
(乗ったことはないので・・・w)と思っています。シトローエン同様、基本に忠実な操作によってはじめて美しく動く車、なのではないでしょうか(笑)

 具体的に考えても・・・
 程度抜群でなくともちゃんと走るそこそこの状態の2CVを手に入れ、見た目はともかく(笑)内装と機関をそれなりに仕上げれば次回の車検までに購入価格の倍は間違いなくかかることでしょう。そしてその状態になったとしても世間的にはただの中古車。信頼性はそれなり、でしょう(笑)
 それに比べればこのスズキパワード・セヴンは新車です。
K7E.jpg
主要機関部品はスズキが供給する新品です。
キットカーによくあるドナーカーなど使っていません。
K7C.jpg 
(その気になればエアコンだって・・・?)
 信頼性、安定性はその構造のシンプルさ(これは2CVも同じw)も相まって充分実用に耐えることでしょう・・・

 そんなことに思いを巡らしながらその場にいた販売担当者氏に価格を伺うと・・・
 なんと430万円オーバー(!)
 前述の通り購入価格の倍かかっても
「2馬力なら、400万にはならねえなあ・・・」
それに見合うバリューは確実にある、とは思いますがセヴン160、夢に終わる・・・かな(?)

  1. 2017/02/12(日) 18:55:27|
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JCCA New year meeting 2017

 
(最寄駅「船の科学館前」よりの眺め)

 今年も一月最終週の週末恒例のニューイヤーミーティング、行って参りました。

 実はすっかり忘れていて(汗)twitterタイムラインで知り慌てて(=ゆっくり)出掛けたのでした(笑)

 今年のフィーチャー車はいすゞだったようで、沢山のベレットと117クーペが並び、ジェミニなんぞも数台・・・
美しいオリジナルの4dr.
gemini.jpg 
ちなみにこれまた美しい後期型はがこちら・・・
ZZR.jpg 
(暮れに街で。オーナー氏にちゃんとことわってから撮影w)
 やっぱりオリジナルの方が美しいかな?(笑)
 そういう意味では・・・
オペル・カデット(これは2dr.クーペ)
  kadett.jpg 
(これは「青山ピットイン」仕様のようですねw)
 の角目が一番でしょうか(笑)

 117クーペの初期型と中期型が偶然並んでいて、
 そのエッジ部分の仕上げ等に手造りっぽさが感じられる初期型と、そこら辺にメッキモールが埋め込まれて若干シャープさが失われた感のある中期型のヘッドライト、グリル周りの違いを写真に収めようと思ったのですが・・・
117s_20170205153138c39.jpg
 (左が初期型、右が中期、後期は角目)
 ガラケーのカメラではその差は写りませんでした(笑)

 似たような話で、GC10系のいわゆる「愛のスカイライン」
(ハコスカっていう表現は、その筋の人々が’70年代の終わり頃から使い出したもので・・・あんまり好きではないw)
の最初期と中期後期のヘッドライト・グリル周りにも微妙ながら明らかな違いがあり、それらもまた偶然並んでいたので・・・
hakosuka.jpg
(左の最初期はランプの間にレンズ=ガラス部分が・・・)
 hakosky.jpg
(上下画像、右側のグリルの違いにも注目)
 よ~く見ると違う、のです。

 これまた似たような話、でセリカ。
 追加車種であるリフトバックは、ロングノーズに見せたいがためボンネットを延長(!)し・・・結果的にグリル両端、尖ったサイドマーカー部分の角度が緩くなりました。
 celica.jpg
(手前がクーペ、奥がLB)
 LBが出た頃、少年十字野郎は
「クーペのノーズのLBが欲しい・・・」
なんて生意気なナイモノネダリをこいてました(笑)

 お正月に夢のクルマとして取り上げた・・・
シュヴィム・ヴァーゲン
SW2.jpg 
(水陸両用車!)
 その兄弟車というか原型、ビートルの軍用型(=後輪駆動)と言える・・・
キューベル・ワーゲン
CVW.jpg 
(似ている、と思いませんか?)
 が来ていたのには驚きました(!)
 1942年型ですよ。形があるだけで凄いと思います。The star of the showと言えるでしょう。

 その他としては、バブルカー・・・
イセッタ
isetta.jpg 
(ドアの開閉は女性にも大人気・・・)
メッサーシュミット
MS_20170205153457e81.jpg
(これは正にバブル・キャノピー・・・)
 MSC.jpg
 のちのヤマハと同様の・・・
ox99.jpg  ox9911.jpg
(開き方も同じ・・・)
 タンデム2シーターですね。

 これは凄いホンダの軽トラックにして初のDOHC採用車TN360の
「線画」ならぬスケルトンの・・・
ワイアー・モデル
TN360.jpg 
(しかもちゃんと走るようです・・・)
 製作設備は簡易で済んだ筈ですがその労力(!)には敬服しました。
 ほかにも、
 中々美しい・・・
mach1_20170205153455176.jpg
マスタング「マッハ1」
オリジナルの・・・
A112N.jpg
アウトビアンキA112
これまた良く保たれた・・・
 850C.jpg
フィアット850クーペ
 なんぞが目立ってたところでしょうか(笑)

 今年も沢山の旧車を見て「お腹一杯」になったところで、今回一番格好良いと思ったのがこの・・・
US240Z.jpg
フェアレディ240Z
 でした。状態は良いとは言えない車両でしたが
(それもガラケーでは写らなかった・・・)
 本来設定のないメッキのドア・サイド・モールやディッシュ・タイプのホイールやエアダム、ビレット(?)グリル。何だかよく解らないけれど意味ありげな(笑)バンパーの穿孔加工、極めつけはボディ同色のヘッドランプ・カバー(!)でこれまで見たことない様式の改造Zになっていました。
 特にこのランプカバーはちょっと見「盲蓋」に見えて実際は上下塗り分け(!)下は素通し(=クリア)で、ちゃんと前照灯として機能するところが素晴らしい!
 このカスタム・センスはケーブルTV「オーバーホール:改造車の世界」の主査(?)たる高名なカスタムビルダー、C・フースのそれに通ずるものがあるなあ・・・なんて思いつつ良く見るとこのZ、なんとLHDでした。
「そうかあ、アメリカで弄られたクルマなんだあ」
なるほど合点が行きました。こいつをしれっと脱力しつつ乗り回すのはとっても格好良いと思います。

 とまあ、ゆっくり午後から出掛けたにしても・・・たっぷり楽しめた次第でございました。
  1. 2017/02/05(日) 18:28:18|
  2. Old Car
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