The sufferings of young Berger:若きベルガーの悩み

べるが
       Berger
 バーガー2
       spin out
ばーがー3  
lap2,Suzuka1990.
 ワールドチャンピオンたるティームメイト、L・ハミルトンとの実力差
(≒僅差にもかかわらず「結果」には大差が・・・)
 に悩むN・ロズベルグの現在の状況を、現役時代の自分とA・セナとの関係になぞらえて語った「ガーティー」
G・ベルガーの記事
 を読んで、あれこれ思い起こしました。
 当時はF1ブーム真っ只中、片手に余った専門誌はもちろんあらゆる媒体で関連情報が発信されていました。中には芸能誌的な些細なことまで・・・正に「情報が溢れている」といった状態でした。
 そんな中知り得たのが当時のマクラーレン/ホンダのドライバー、セナとベルガーの、ティームメイトとしては「意外な」仲の良さでした。
 セナが神経質そうなのは見れば判る通りですが(笑)トールマン/ベネットンでのデビュー直後「ラウダⅡ世」と呼ばれたベルガーのキャラはオーストリア人というよりは(我々が考える)イタリア人的な陽気さのあるもの。実際彼の出身地(=チロル)はオーストリアでもイタリア寄りなのだとか。ベルガーの明るさにセナが心を開いた、といったところなのでしょう。

 ところが前述記事を読むと・・・自分の実力には自信があるものの当時のティームメイトの神憑り的速さに「悩む」ベルガーの心境が語られています。図太く、あっけらかんとした外面からは計り知れなかった彼の内面を見た気がしました。
 最終ラップでセナに勝利を譲られた(!)なんてこともありましたが
(流石にこの時は怒ってましたね)
 永くスズカサーキットのレコードホルダーでもあったベルガー(そう、セナではないのです)。彼の残したリザルトは確かにその実力に見合ったものではなかったかもしれません。

 記事で自ら語っているように1990年フェラーリからマクラーレンに移籍してきた彼は特に序盤は好調でした。実際、速さと着実さを見せてはいたもののその年は結局未勝利、その頃を思えばなるほど・・・という気もします。
 ’90スズカ、スタート直後1コーナーで・・・
3!.jpg 
セナとプロストが絡んでコースアウト・・・
4.jpg
 トップはベルガー!
 2台ともグラベルまで行ったためコースはクリアです。
 赤旗は出ません。
 レースは続行。
 観客からは「レースやり直し」を望むブーイングが漏れます。
 セナはプロストに、故意に当てに行った(=のちに告白)ためインカットしつつも「踏んで」行きました。そのため1コーナーのイン側には結構な量のダストが!当時そこに居合わせた自分、もちろん故意のクラッシュだとは夢にも思いませんでしたが、それでもそのダストだけは見えました。
「オイル旗出さなくていいのか・・・?」

 マンセルのフェラーリをリードし2ラップ目の1コーナーに入ってゆくベルガーのマクラーレン・・・
べるが
スピン!コースアウト!!
ベルガー 
マシンを降り・・・
berger.jpg
 歩いてゆくガーティー・・・
まくらーれん 
・・・。
 このシーンにおける彼の心境が25年後の今解った気がします。

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  1. 2015/04/20(月) 11:07:06|
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