3.11震災被害@新木場

 地割れ2

 先日のネパール地震、続いての箱根は大涌谷の水蒸気噴火(?)おまけに東北で、震災の余震(!)と思いの他タイムリーだった(??)地震の話題、続けましょう。

 まず、水分を含んだ地盤が地震の振動で流動化、地表に噴出してくる、という・・・

砂
液状化

 について改めて・・・

 自分が幼少の頃、近所の工事(=造成?)現場には残土の山が沢山できていました。

現場

 自分の生家(大田区大森)は元々の海に近く、その辺りの土はちょっと掘り下げれば粘土質というか青黒く湿った感じ、海の臭いもしたものです。裸足でその湿った土の山に登り、そこで

「ううーん!」

タタタタタっと地団駄を踏む(=小刻みに振動を与える)と・・・

 次第にその土から水分が染み出し柔らかくなってきたなと感じた次の瞬間、膝までズボッと潜る!

 そんなことを面白がってやっていました。今思えばちょっと危険な遊び()ですが・・・

 あれこそが「液状化」だったのか!

 と知ったのはいい加減大人になってからでした(笑)


その再現実験映像はこちら。

 地盤全体が地震によって「緩んだ」場合、その上に「浮いている」状態といえる重量物即ち「家屋」等はその重心通りに傾きながら沈み込んで行きます。

 傾き

 (この場合は右後方に倒れながら・・・)

反対に、中空構造ゆえ「軽い」といえる下水管等は浮き上がります。

 隆起?

これが、東京湾岸地域で起こった震災被害のメカニズムなのです。

流動化

 実際液状化で地表にヘドロの悪臭と共に噴き出してきた土壌(=砂)はその流動性の証としてサラサラで「空荷のトラック」などひとたまりもなくスタックします。

 実はしました()

 地震直後、湾岸線は大きく波打った状態でところどころ大量の水と砂が流れており、最初は
「水道管の破裂か・・・」
と思いました。しかし、途中で
「いや、こりゃあ液状化ってやつだ!」
と気付きました。その直後には大きな余震もあり(←走行中でも感じたくらいで、停車しました)その先の道路状況への不安も生まれ、ビビリながらの走行。いつにも増してキョロキョロしながらの運転でした。正に這々の体で仕事場に逃げ帰りつつあった自分は・・・
 一面の砂、海水も出ていてまるで海岸線、波打ち際状態(笑)だった

交番 

 上の画像の交番のある・・・

断層

白線が大きくズレた交差点

 にさしかかった際、何を思ったか非常時にもかかわらず
「遵法精神」
を発揮して赤信号で停止。この判断ミスにより哀れ十字野郎号は、見事にそこにハマってしまったのでした。

 しかし!

 強運というか幸運なことにというか、その交差点に面したコンビニになんとウィンチを備えた
「空荷のキャリアカー」
が偶然居合わせたのです。そのドライバーさんのご厚意により快く素早く引っ張り出してもらえ、無事窮地を脱することができたのでした。

 その後なんとか日没前に、車で逗子まで帰宅すべく新木場を出ることができましたが・・・

 ご存知の通り都内は「グリッド・ロック」の歴史的大渋滞!

 ならば・・・と、色々秘術を尽くし果敢に裏道を行きます。

 が、日付が変わってもまだ多摩川すら越えられず、結局帰宅を断念。道端で仮眠(≒不貞寝)して明け方、新木場へ戻ったのでした(泣)

 文字通り「帰宅難民」気分をじっくり味わったその晩・・・

 両方向びっしりばったりの渋滞のせいもあって驚くほど明るかった路上。両側歩道を列を成して元気よく(←そう見えました)下り方向へ大股で歩いて行く徒歩帰宅者の集団・・・

徒歩帰宅

 傍目にはまるでお祭りか縁日の賑わい

 のようにも見えた異様な光景は今もありありと思い出せます。



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  1. 2015/05/12(火) 14:31:07|
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