Mad Max!

 

 およそ30数年振りにリメイクされることなった映画 MAD MAX。
 先日のF1スペインGPではその新作とタイアップ(←今風に言えば
コラボかw)した・・・

ロータス

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 がそのスペシャルカラリングで走ってました。

 '79制作のオリジナル版は公開後結構なブームを巻き起こし、無名だったオージー、M・ギブソンをスターダムに押し上げただけでなくその後も各方面に多大な影響を及ぼしました、特に我が国においては。

 この映画の世界観(←ちと恥かしい表現)なくして漫画・・・

北斗の拳
おあた

(おあた!)

 は生まれなかったでしょう。そして当時アメリカには既に伝説的ロックバンド・・・

KISS
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(なんと、ライコネンと記念撮影!)

は存在していたとしても、同様の世界観を共有する(笑)・・・

聖飢魔Ⅱ
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(これはデビュー時、ギタリストがジェイル大橋)

(初期の曲はほぼ彼の作)

もまた生まれ得なかったことでしょう。
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(ちなみにこれは筆者w)

 また、その劇中車レプリカ・・・

madmax.jpg
(2輪、4輪とも)
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 を作るビルダーも複数(それもワールドワイドに)現れ・・・とかなり限定的とはいえ(笑)ある種社会現象となった、ともいえるオリジナル版を先日偶然見直す機会があり現在の目で映画「マッド・マックス」、再評価してみたいと思います。



 まず第一印象は・・・
「学生が作った映画みたい」
でした。時代的には前後しますが実験的低予算ホラーの代表作・・・

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

(奇しくもマッド・マックスとこのブレア・ウィッチ・プロジェクト、
製作費と収益の差が大きい映画のトップ2なのだとか)

 を思い出したくらいです。全編に漂うお手軽感というか低予算感・・・

 実際に劇中車 「インターセプター」の制作(=改造)費用に大半を取られ、相当な低予算だったそうな・・・
 加えて学生の「課題制作」のような「イメージカット」が目立つこと。
 この2点がそう感じた主な理由でした。
 無言のうちに状況を説明しよう、見る人に映像のみで登場人物の心情を解ってもらおう、という意図ありありのシーンが多く、通常の演技部分とのバランスの悪さはかなり気になりました。

 しかしそれらのシーンの映像自体一つ一つは非常に美しく、しかも静止画としてではなく「動画としての魅力」溢れる動きのあるもの、それがこの映画の持つ力というか監督の力量を感じさせるのも事実です。

 特に広大なオーストラリアの地平線を感じさせる直線路、そこを結構なスピードで走るクルマをローアングルで捉らえた各シーンの疾走感と美しさは今見ても十分に「新しい」ものです。

ausie.jpg

(こんなアングルのシーン)

 この映画のヒットの、最大の理由でしょう。
「こういうシーンが撮りたくてこの映画を作ったのだ」
という感じすらします。

stunt.jpg

(!!!)

 しかしそういった重要な、撮りたいシーンの制作が先行していたためか低予算がここでも影響したのか各シーンをつなぐストーリーや設定は破綻寸前・・・
「この映画は一体、いつの時代の話なの?」
と思わせるくらいです(笑)
 実際この映画における近未来の破滅的世界観は(ヒットにより予算が潤沢となった)続編でようやく確立されたというべきで、本作品の段階ではそこまで突き詰められなかった、ということなのでしょうが・・・

 映像的な魅力には溢れるものの真っ当な映画としては評価しかねる、結構酷い映画

 と、正直思いました(笑)

 映画史に燦然と輝く、特にカー&バイク・マニアに訴求する、B級映画の巨星(!)といったところでしょうか。


lotus.jpg
そのロータス、こんな「特殊車両」も発表してました。
 MMlotus.jpg
 大人が真面目に、というか(笑)制作者の本気の悪ノリぶりが伝わってくる造り込みです。
 でも、モータースポーツの最高峰であるF1とコラボするなんて・・・元々「B級映画」たるマッドマックスも偉くなったものです。
 それともエフワンが「俗化」したのか(笑)
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  1. 2015/05/20(水) 21:08:56|
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