Japanese vintage leather jacket:掘り出し物

SL
(茶っぽく見えますが・・・袖口に注目)


 先日、いつも色々お手伝い戴いている友人U氏 よりメールが。曰く・・・

 本日新橋はSL広場特設会場にて古着市開催中。見たところ革ジャンも多数。
バックペイントの素材
の仕入にいかが?

 それを聞いて行かない訳には・・・しかし、描き込み済みのレザージャケット、ほとんど売れていないので「在庫」はダブつき気味(泣)新規仕入は難しい状態ではあります。まあそれでも通り道です。
「情報貰って知らんぷりも何だし、行ってみるか」
と、新橋で地下鉄を降りSL広場へ。

「おおあれか」
複数の運動会テント(笑)とそこからはみ出した沢山の衣装展示ラックに平台も。

 さて当然女性用も多数あり、もちろん全てを見るつもりもなく、アウターと革製品に絞りざっと見て回ります。

 ボア襟のフライトジャケットは ダイネーゼ があるので興味はあっても、見ません。ハンティングジャケット(元祖はLLビーン・・・)もあります。それも総革の良さげなやつが。しかしやはり以前古着屋で買った・・・

BP
BP.jpg

(優れた防水性と見た目でずっと誇らしく着てましたが
数年前の海洋汚染事故以来ちょっと後ろめたさもw)


 があるので見ないようにします。

 ライダースも結構ありましたが、サイズが合わなかったりで・・・
「おっ!古そうなやつが」

ありました。見つけました、いわゆる「掘り出し物」!

SL SL内
 (シンプルな前面、チープな?ボア内張り)

 この作りこのデザインこのディテール、紛れもなく'70年代の日本製の革ジャンです。背中はライダースっぽく一枚もの・・・

SLB

(=原皮が多く要る)


 の高級品(笑)売り手はヴィンティッジを理解していないらしく価格も4800円と超リーズナブルです。そしてなんとサイズもぴったり!
 普通なら即買い!ってところですが、悩みます。

「これ良いけどロビーと被るよなあ」
そう、手持ちの同じく・・・

グリーン
 70年代ヴィンテージのグリーンのもの

 と非常に似通っていたからでした。

 よく見れば、当時の日本製革ジャン最大の特徴である短い袖に対し自分と同じように・・・

リブ

SL袖

(こちらはトレーナー袖・・・)
SL襟
(・・・色も襟リブに合わせて黒)

 を足してのリフォームまで施されています!

 全く同じことを考え、実行した人がいた訳で(笑)こういったことが古着探しの醍醐味(?)というか面白さのひとつではあります。

 てなわけでこの革ジャンに親近感すら覚えましたが・・・前述の通り現状を冷静に考えると

「やっぱり今回は断念しよう」

とその場を辞しました。

 

 電車に乗ってから情報元U氏に顛末をメール

「・・・全体的には今一、一つだけ’70年代ヴィンティッジの掘り出し物があったが諸般の事情で断念・・・云々」

すると即レスが。

「俺が買う。立て替えといて」

まあびっくり!
 なんということでしょう、それまであまり革ジャンに乗り気のなかった氏の豹変です。幸いなことに氏は体格もほぼ自分と同じです。

「了解」

即刻電車を降り新橋へ戻ったのはいうまでもありません。

 だって他人の購買力で(笑)お買い物の醍醐味(=エンドルフィンが出るw)が味わえるめったにない機会です。しかもそれが、売り手が価値に気付いていない掘り出し物。それもヴィンティッジのレザージャケットなのです!正に持つべきものは友ですねえ(笑)

 SL広場に着くや現物をひっ掴みレジへ。
「売れてなくて良かった」

 

 ちなみにU氏が突然革ジャンに目覚めた理由は・・・

 飯山のヴィンティッジカー修理屋山本社長が最近手に入れた車にありました。

カローラTE27レビン

 です。社長はもちろんU氏も大好きなこの車。豪雪の飯山、乗れない冬の間U氏が預かる話が既にできていて

「それに乗る時にぴったりじゃん」

という訳です。

 なるほど時代考証はばっちり。パッと見の「タイムスリップ感」は相当なものになることでしょう。
 楽しみです。

 


 革ジャン現物持ち帰って驚いたのが、露天販売では気付かなかったタバコ臭でした。
 そしてその洗濯となんと背中へのイラストまでも請け負うことに!

 題材はU氏が持ち込む、レコードジャケットらしいのですが一体・・・?
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  1. 2015/11/08(日) 12:33:27|
  2. Jacket
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