ゴール目前での逸勝・もう一つ:TOYOTA lost immediate Championship at WRC'98,like CART& Le Mans.


(当時は隔週だったオートスポーツ誌の切抜)
 予告通り(?)トヨタの、ゴール目前でのトラブル・・・のエピソードをもう一つ。

 O・アンダーソン率いるTTE/TMGは’98年、正式にWRCに復帰
(=セリカGT-fourでのリストリクター違反処分明け!)前年から周到に用意した新しいWRカー・・・
WRcar.jpg
カローラWRC
 は快走。ドライバー選手権ではC・サインツがたった2点のビハインドで2位(トップはT・マキネン)マニュファクチャーズでは4点リードのトップで最終戦RAC(その年から正式名称Rally of GB)を迎えたのでした。

 ちなみにこの車、製作はドイツ・ケルン主導とはいえエンジンはお馴染みの3S-G・ターボ。その開発はTRDと東富士研究所も深く関与、ということで自分の鋳造会社も・・・
mag - コピー (4)_1 
(カバー・シリンダ・ヘッド)
  mag - コピー (2)_1
(ターボのハウジング)
 といったマグネシウム・パーツの供給に関わっていました。
 そのラリーGB’98は序盤から波乱の展開。
 ポイント・リーダー、マキネンが珍しいハード・クラッシュ(!)でなんとリタイア。これでチャンピオンの目が出たサインツはすぐさま安全走行に切り替え、リーダーはC「マクラッシュ」マクレーに。そして今度はそのマクレーがエンジン・トラブルでリタイア(!)リーダーは三菱のR・バーンズに。一方トヨタの僚友、蛸坊主(失礼)D・オリオールもクラッチ・トラブルでリタイア、とトヨタのコンストラクターズ・タイトルにも暗雲が立ちこめ・・・
 そこでサインツはますます安全走行に徹し、カンクネン、ティリーのフォード2台の先行をも許し4位キープ・・・ところがそのサインツを襲う、それまでも数々の不運に遭遇した彼にして最大級の不運・・・
sainz.jpg 
( ・・・ )
 ゴール300m手前でのエンジン・トラブルでリタイア!
 聞くところによると、コンロッドが足を出すくらいのブロー(!)だったそうで残りたったの300mをセルで走らせるのもままならない程だったとか(TT)
 かくして、掴みかけた’98WRCのダブル・チャンピオンはゴール直前に(このブログの文脈では、またしてもw)トヨタの手をすり抜けた、のでした。
 「逃した魚」としてはコレが一番大きかったかもしれませんね。

 以降、鋳物(≒ワークス・レーシング・パーツw)の話を続けましょう。お楽しみに。

 

 トップ画像のオートスポーツ切り抜き。
 なんとマメなことに(笑)鋳造屋時代、自分らが関わったパーツが使われている車の出ているレース/ラリー記事は全てスクラップしていたのです。
 ちなみに前々稿のもてぎCARTの記事も出てきました。緊急ピットインの絵もありました。
「見たい」
という方はコメント欄よりリクエストを(笑)
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  1. 2016/07/17(日) 20:31:15|
  2. Magnesium&Race
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