MotoGP:MalaysianGP


(Pole2win,Dovi!)
 チャンチャらラン、チャンチャらラン、ちゃん、チャララーンチャ・・・♪
 おお、ロッシのテーマ(?)かと思っていたイタリア国歌が(笑)

 モトGPマレーシア、たった今終了しました。混戦のシーズンを象徴する9人目のウィナーが誕生!ポール・ポジションだったA・ドヴィツィオーゾが自身6年振りの2勝目、Ducatiに今季2勝目をプレゼントしました。

 今シーズンのドゥカティは優れたストレートスピード(すなわちパワー)を誇ります。
 一方今季のトピックの一つに全車共通ECUがありますが・・・
 それが彼等が使い慣れたマニェッティ・マレッリなのも有利に働いているのでしょう、今季のドゥカティはウェットでもそのパワーを持て余すことなく立ち上がり加速もクイックなので、生憎のコンディションとなった今日のレースも
「行けるんじゃ?」
と思っていましたが、ある意味その通りとなりました。

 自業自得っぽい(笑)負傷欠場から復帰した暴れん坊のティームメイトとロッシの、序盤のバトルをその直後でじっと我慢で堪えた(?)ドヴィ。たとえ終盤のロッシのミスなくとも、勝つべくして勝った(!)ように見えました。

 今季のドゥカティといえばエアロ・フォイル、でしょう。
 そのあまりに急激な大型化が危険を予見させたため来季の禁止も既に決まりました。そこで・・・
 当ブログでシーズン序盤取り上げた エアロダイナミクス その進化の予測について検証してみましょう(汗)

 まず、最大の見当違い(汗)と言えるのが・・・
 ウィングはコーナリングフォースより「高速ウィリー防止」が主眼だった、ということです。
「・・・コーナーより、ストレートで効き過ぎてしまう・・・」
ことには言及してましたが、前輪を浮かさないことで加速とストレートエンドでのコントロール性を向上させ得る、とは思いつきませんでした。なるほど例えば
'82年菅生TBCビッグロードにおける伊藤真一選手のメインストレートでの大転倒(縦!)
 などはこのウィングがあれば防げたことでしょう(笑)

 コーナリングフォース重視でないことはウィングの
「・・・下反角・・・」
が増えなかったことからも伺えます。逆に、ホンダの下反角が一番顕著なのもそれを物語っているかも(?)

 ウィングの大型化は言うまでもないことでしたが
「・・・車体幅を狭める・・・」
までには至らなかったようです。
 ところがそのドゥカティ、カウルの内側にダウンフォースを発生させるデバイス(すなわち通路=インナー・ウィング)の実用化を目論んでいるようです。
 ってことはブログ予言通り(?)
 これは、ボディ内部を通る気流の問題ですが、レーシングカーに限らずクルマの空力の常識の一つとして

 冷却等不可欠であっても、車体内部流はすべて空気抵抗

 というものがあります。そのインナー・ウィング、上記法則に反してるのは間違いありません。
 ドゥカティは、そこまでして前を下げたいのか?それともそのドラッグをものともしない程のパワー・アドバンテージがあるのでしょうか?


 もう今季は消化試合(笑)1戦を残すのみ。興味は来季に向かうのも仕方ありません。もう少しウィング類の「進化」を見てみたかった気もしますが来季のマシン、楽しみです。


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 「献本」が届きました!
 この本については来週、アップ致します。
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  1. 2016/10/30(日) 18:10:48|
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