本の話:The霊柩車

霊柩車 

 本の話題続けましょう。
 

 「背取り」という言葉をご存じでしょうか?
 古書の世界で昔から使われる言葉ですが・・・

 一般客として他店に行き売筋、それも相場より(不当に?)
安い値が付いてるものを買い、自分の店で売る

 ことを言います。利鞘を稼ぐ意味ですが「背」表紙だけを見てそれが判る「目利き」をも表しています。書店時代は古書も扱っていた関係でそんなこともやってました。

 今回はその一例、昔「発掘」した本・・・

The霊柩車(!)

(当時既に絶版・・・)
 です。 これをブックオフで見つけた時は痺れました。
「これは・・・!一般店では厳しかろうがウチにはピッタリ・・・?」
頁を開くと・・・
1頁
まず各車紹介が。
2頁 
さらにそこは・・・
神社仏閣、といっしょくたにされている
装飾の元となる歴史的建築の様式について・・・
誕生
霊柩車自体の歴史・・・
 海外
 海外の霊柩車事情・・・
等々
霊柩車の世界なぞ知る由もない我々のため丁寧な解説が。
裏表紙 
 ところが近年・・・
 この手の、職人(宮大工?)の技による凝った造りと装飾の美しさを誇る「宮型霊柩車」はその豪華絢爛さゆえに一般人(?)には敬遠される傾向が続いており、それを架装する会社の倒産、あるいは・・・

日本の宮型霊柩車がモンゴルで人気

 なんて話題も聞こえてきます。
 そんな「ドリフト」や「トラック野郎」と並ぶ(独自性ではそれらを凌ぐ)

日本発の独自の自動車文化

 の著例、その記録としてこの本の価値は非常に高いと言えるでしょう。ましてや今後新たに「類書」が出版されるとは思えない現状を鑑みればこの本の価値が下がることは・・・?前述アマゾンの頁ご覧下さい(笑)

この本が今も手元にあるのは、店頭に出さなかったから、ですが(笑)
スポンサーサイト
  1. 2017/07/09(日) 12:12:34|
  2. Book
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<○川:川柳投稿まるせん | ホーム | 本の話:ママはローマに残りたい>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://italiancarlover.blog.fc2.com/tb.php/244-2111f9a5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)