6-4) カスタムマニア:その4

bc - コピー
(sold)
 最新のサイクルスポーツ巻末のニュース欄に「カザーティ・モンツァ」30台限定販売、との情報がありました。

 それに触発され自車のスペックの話、再開です。

 ・・・ペダルについては触れてきませんでしたが普段は、出たばかりの時に買ったスピードプレイ
speedplay
(初期型はワンピースの踏面)
を使ってます。非常に調子良いです。特に厚みがないので安定性が高い感じがします。
 機能面が優れているのはもちろんですがキャッチ機構がシューズ側にあるので見た目がシンプルなのも良いです。
 ドラえもんの手のようですが(笑) 
 
 欧米人のデカい足、用にペダルシャフトが長いのが気になりますが、クランク加工で対策済み (カスタムマニア:その3 参照)です。

 一方画像のペダルはMTB用タイム・アタック。
タイム
 白いペダルが欲しくてネットオークションで入手したこの「完成車外し」の未使用品タイムですが、OEMというかライン装着品とアフターマーケット用市販品とでは回転部のクォリティーに大差があるのには驚きました。
 コイツは滑らかな・・・どころではなく全然回りません。ベアリングだけでなくシャフトの材質にも違いがありそうです。
 皆様同じ轍を踏まぬよう、ご注意を。

 歩行時用に用意したタイムですが、上記の理由でそのままお蔵入りしていたのですが・・・
 ぺダリングスキル向上(=アンクリング防止)に足首テーピングが効く
と聞き、ならば・・・
 ハイカットのMTBシューズでも近い効果が得られるのではないか?
 と試している所です。  
 そのMTBシューズはナイキの
nike
品名失念。
 表記より小さめでサイズ8.5。自分はサイズ・エイトハーフを買ったのははじめてです。そこで
おしゃれな映画です。余談でした。(笑)
 このナイキ、買って間もなくストラップ(=基部縫製)が千切れる!
というトラブルがありましたが、
厳重修理
修理しました。
 その後 、サドルはセッレ・イターリア初の「2分割」サドル
ミトス
ミトスに。
軽量かつ快適です。当分替える気はありません。
 ステムはITMの
ステム
Big Oneに。
軽量ステムボルト&斜臼を組んでます。
 ホイールも自分で組むようになり(!)MTBパーツを何種類か試しました。その段階でこんなトラブルも。
ラジアル 
ラジアル組みは危険、かもしれませんね。
 その他、ピラー挿入部をカットする(!)など地道な作業を重ね、重量は9.0kgを切るところまで来ました。
 Wレバー仕様は軽い、ということでしょう。
 フレーム・フォーク・ヘッドパーツで2.6kgもある旧車としてはまずまずの軽量車に仕上がったかと。
軽量化 
(ステムボルト&斜臼、Ti.BB。「在庫」があるんです・・・)
 それほど過激(=高価)な「軽量化パーツ」は使っていません。カンパマークのついたクイックシャフトは渋々スキュワー(=6角レンチが必要)に替えましたが。
ということで持ち歩かねばならなくなった6角レンチ。
ならば・・・!タイアレバーと兼用できるように「改造」しようと
 赤熱させてから叩く!というまるで「刀鍛冶」の如き荒技で
工具 
スペシャルツール(!)も造りました。

 普通は長く乗り続けていくと各部の消耗と共にパーツがアップデイトされていくものですが、流石にこれだけ色々やると「手塩に掛けた」感も湧き、この状態を維持していこうか、という気にもなります(笑)当面このままでしょう。
 8速化(=Rメカ&シフター交換)はコストが合わず、9速化(=チェーン、スプロケット全交換)はあり得ない、という感じです。
 余談ですが・・・サンツアーの旧いWレバー
bc.jpg
(=ノッチが9段!)
を使うことによって、8速のギア間隔&ギア板のままで9速化する裏技もあるようですが、必然的にRメカも シュパーブ・プロになってしまい
「ほぼカンパ」でなくなってしまうので・・・。

 冒頭で触れたCasati Monza、ぱっと見ほぼ同じ仕様のようなので購入をお考えの方に 「背中を押して」差し上げましょう(笑)ということで・・・
 
 カザーティSL号の魅力はほかにも、特にフレームのディテールにあります。
 
 件のMonza号には付いていないようですが(きっとカーボンフォークがつくのでしょう)オリジナルのCrMoフォーク、そのクラウンの外側後方には
ブレーキング時の変位(=前輪が内側に入ってくる)対策として「ヒゲ」が長く伸ばされています。
クラウン
 これは他社にはないCasati独自のディテールです。
 日本の高名な某ビルダー氏曰く「Fフォークにはビルダーの意図が表れる」のだそうです。
 
 自転車に限らず、明確な意図のある制作物に触れるのは楽しいことです。
 
そして「ブリッジ」のないBB後方。
チェーンステー 
(タイアとのクリアランスは最小)
 普通はタイアクリアランスを得るためチェーンステーには縦に潰しを入れられます。それによる横方向の剛性低下を補うべく後輪・BB間に横方向の
補強パイプも入るのですが・・・
 Casatiはその「縦潰し」を最小限にとどめ、真円に近いチェーンステー断面(=溶接面)を確保、ブリッジを省略しています。
 このディテールを自分は
「ロードレーサーなんだから太いタイアなんざ履かせるな。
 後輪嵌め合い精度はまかせろ。
 鉄にはなるべく火は入れない方がいい。だから溶接部を減らした。」
というビルダー(=ジャンニ・カザーティ?)からのメッセージとして受け取っています。
 
 ・・・どうです、欲しくなりましたか?
monza.jpg
各サイズ合計での30台だと希望のサイズは・・・急がないと・・・(!?)

  トップ画像は以前仕上げた70年代のホルクス(?)ベースのポタリング車。 我国ではツーリング車全盛の頃のイタリア風ロードレーサーは珍しく、
 ならばよりイタリア風に!でも走りはあまり期待できないので散策用に・・・ というコンセプトでした。

 まずチネッリの420だったか幅広のバーをひっくり返してカット、ブルホーンにして同じくチネッリのステムと合わせます。
 bc - コピー (3)
(トップチューブのカンパ純正「アウターバンド」が泣かせます)
 ブレーキレバーはポタリングゆえフラットに、ということでボルトクランプではない「バンド式」のブレーキレバーを選択。
 そのバンド、フック部分(φ22.2)を 曲げロードバーに入るように広げ、
 レバー自体もハンドルバーに沿うように曲げ、
「ギドネット」風にも使えるようにしてあります。
 サドルは「ターボ」のパチモンに。
 自車のサドルはすべて「白」。こだわってます。不人気なので「安い」というのもありますが(笑)
 ピラーはSRの、ブレーキアーチはユニバーサル(ウニヴェルサル)の共に高級品だったのでキャリーオーバー。
 ハブはカンパのいかにも当時風のラージ(グレード不明)、
 フリーは5速の「ジュラエース」(←当時の正式表記!)で、これらもキャリーオーバー。
 リムはマビック、当然「旧ラベル」のチューブラーでしたが、だいぶ白く粉を吹いていて危険なので、新ラベルが気に入らないものの同じくマビックのオープンプロを普通に♯15で組んでもらいました。今回はサガミではなく目黒のセキヤで頼みました。
 タイアはミシュランの最廉価版。
 ペダルは定番シルバンライト、クリップは多少当時風に凝って「革つき」にしました。
 さて問題のクランクです。豪華なことに(笑)初代ジュラエースが
同じくシマノ「クレーン」のRメカとセットでついてましたが迷わずあっさり外し
bc - コピー (2)
カンパのストラーダのクランクとRメカ(サガミで入手)にしました。
 散策用なのでFメカなしのシングル、見た目重視で大きめ48T、カンパ純正のリングを奢りました。
 チェーンは在庫(=元MBK)のザックス・・・

 乗り味はホイールベース、特にリア・センターが長いがゆえにゆったりとしていて、散策車としてちょうどよい感じ。でももともとロードレーサーなので、それなりに良く走る・・・ってところでした。
 しかし組み上げてみたものの、どうも自分の用途とラインナッブ(当時はMTBも複数所有)にマッチしない、というか「はみ出て」しまうので・・・
 何かの自動車イベントのフリーマーケットで売却しました。確か部品代くらいになったと記憶しています。

 自分の気に入っているCasatiのディテール、差し込み式シートラグ
シートラグ
にしても、ブリッジレス・チェーンステー部にしても、
「硬くなるので火を入れない」のではなく、ただのコストダウン(!)
工程を減らすためだけのもの、かもしれませんが・・・
(最近気付きました・・・)
モノは考えようということで!
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  1. 2013/06/29(土) 21:24:12|
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