2-4) 工具の話

 
(available ¥200,000 ・・・)
 ブログリンクさせて頂いてます オッサンA 様 自身のブログで工具についてアップされているのに触発され、今回は自分もオススメ工具の話など。

 まず最初に挙がるのが、自転車メカニックとして持っていて損のない電動工具の筆頭、ハンディー・ベルトサンダー
「ベルトン」です。
 使い道はぶっちゃけ、ブレーキワイア・アウターの切断面の仕上げ
(=平滑に研削 )のみですが・・・これがあるのとないのでは大違い!
 切りっ放しではブレーキタッチに問題が出る(=スポンジーになる)可能性が高いし、内側の螺旋鋼はかな~り硬いので、手ヤスリ仕上げなんぞ
「やってられるか!」って感じです。
 他の電動工具としては、一般的なドリル、ディスクサンダー
(=ともにカザーティ号にて使用)などがありますが必要ない向きの方が多いでしょう(笑)
 電動ドライバーもあると便利ですが、日曜大工等で「数多く締結する」状況がなければ必要ないかも。
 金属切削をやるにはリューター
面取り
が要りますが、ドリルにつけると使い勝手が悪いので、
FS_20130714145732.png
フレキシブルシャフト
も必要になります。昔はよく「ポート研磨」と称して、エンジンから大量のアルミを削り取ったものですが(笑)効果の程は・・・どうだったんでしょうか?
 自分の場合は2st.が多かったので、それなりに効果というか「充実感」はありましたが。
 実は我が家のフレキシブルシャフト(それも2代目)はオーバーロードか、先日バフ研磨作業中に壊れてしまいました(泣)しかし最近はエンジンチューニングの機会もなく、使用頻度も低いので、買ってません。
 実際金属の切削加工をする機会もめっきり減った現在、もう手に入れることはないかもしれません。

 電動工具の話はこれぐらいにして、続いて普通のハンドツールの話題。

 まず自転車メカニックに限らず必携と言えそうな小振りのモンキーレンチ。
高精度のものを探すのも
「工具趣味」の楽しみの内かと(笑)
irega.jpg
これはスペインのイレガ(モンキー専門、他社OEMも)。
 呼び寸100mmで精度は最高!・・・とはいきませんが
(=ニップル回しはなんとか可能)、安価でした。
 特に自転車用だと、さほど高トルクはかからないので長さはこれで充分、問題になるのは厚みです。本品は厚み9mm、先端厚5mm。最低ペダルを外せないと持ち歩く意味がないでしょう。
「4in1」6角レンチ。
アレンキ  
 これは、ホームセンター系の安物「便利工具」なのですが、使い勝手は思いのほかよいです。普通の6角レンチの短辺方向にもちゃんと使え、同じく「ボールポイント」のようにも動かせます。ぼんやり使うと(長辺方向は)オーバートルクになってしまうのが難点ではありますが。
ネジ山修正機。
 これはお世話になっている方からのプレゼントでしたが重宝してます。
 修正機と言ってもダイスのようにネジ山を切り直すほどの能力はありませんが、舐めかかったネジ山を修正することはできます。むしろそれより、
「油と泥で埋まった」ようなネジ山から異物を掻き出す
(=二次災害防止、本当は交換が望ましい・・・)のに最適です。
最近は、そんな劣悪な状態のボルトに触れることもなくなりましたが、昔は・・・(笑)特に2st.の排気系や旧車のオイルパン周りとかにそんなネジが多くありました。
 ネジ山修正といえば・・・「簡易タップ」の作り方についてお話ししましょう。
 これも「簡易」というくらいでやはりネジを切り直すことはできませんがよくある、無理な姿勢等が原因でボルトが「斜めに」入ってしまった場合
(=やはり排気系作業で頻発・・・)の修正程度は充分可能です。
 まずその壊れかけの雌ネジが健全な時にフィットするボルトを用意します。
 そのボルトの先端部分をテーパーに削ります。
 最先端のネジ山が少し残る(=丸棒にはならない)程度、
 テーパーの終わりは、全ネジ挿入長プラスってところでしょうか。
 そのテーパー部分に縦(=軸方向)に半丸ヤスリで「溝」を切ります。
切込
V字の「切り込み」
 先端最深部で深さ4㎜くらいでしょうか。これで完成。
 こいつをその壊れかけの雌ネジにゆっくり力強く(=結構な手応えで)
 ネジ込めば修正完了です。
 この簡易タップ、再使用はできません。焼きが入っていないので「刃」である切り込みのエッジ、が保たないのです。まあ、お試しになる機会のないことを祈ります。

 作業は正しい姿勢と道具、方法、環境で!
 
 トップ画像は、弟の新居購入祝いに制作した

 Ferrari Dino206S

 のレリーフ。
 サイズはおよそ90cm×40cm×5cm。
 木製で材種は栃。
 オイルステイン+クリア塗装仕上げ。

 当時は訳あって彫刻に凝っておりまして、
 「新築の新居」と聞いて・・・「透かし彫りの欄間」をイメージ、この作品が生まれました。
 本来の欄間の位置(=頭の上)に飾った時、すなわち下から見上げた時に「正しく見える」角度で彫ってあります。
 この彫刻機

で制作。
 名実ともに結構な「大作」で(笑)200時間くらいかかりました・・・(汗)

 クルマ全体を、それも3/4ビューで(サイドビューなら幾らか楽なのに・・・)
206s_20130714145627.jpg 

厚み5cmに「圧縮」して綴じ込める!

のは実にチャレンジングで、楽しめました。

 ご希望があれば描くだけではなく、何でも彫ります!

 ちなみに弟曰く
「こんな重い物を上の方に飾っておいて、もし落っこちでもして・・・
 子供が怪我でもしたらどうする!?」
 すごすご持って帰りました。 ちゃんとつけりゃいいじゃんか・・・。


 無責任にも「ベルトンお勧め」と書きましたが・・・結構高価ですよね。
 躊躇する向きもあるでしょう。そこで・・・

 中古を探して下さい。

 製造元日東工器は、先端ローラー、給電カーボンブラシ、基部プーリー/各部ベアリング(=プーラーが必要)、スイッチ(=はんだ付けが必要)等スモールパーツ消耗補修部品をハードなプロ向けに供給しています。
 OHはそんなに難しくありません。
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  1. 2013/07/14(日) 15:40:33|
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