2-5)アルファロメオ・ティーポ33:その2

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(production in progress )

 ティーポ33ストラダーレ続編と参りましょう。

 前稿で同車の構造について
「まるで見てきたかのように」書きましたが、実は自分千載一遇のチャンスに 恵まれ、レストア中の個体を見たことがあるのです。
 さすがにじっくり検分する、という訳にはいきませんでしたが。
 加えて当時
 同車の1/6「スクラッチ・モデル」を制作中だったK氏からは件のエンジンハンガーの芸術的形状の詳細や同車のV8が
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   モントリオール とは
「全然違うよ」等々、貴重なレクチャーを戴いたこともあります。
・・・という訳で「語る資格がある」とさせていただき(笑)続けます。

 前稿で「手作りの痕跡・・・」とも書きましたが、自分が'94年にラグナセカを訪れた際にはなんと同車3台を見比べる機会に恵まれました。そしてそこで各部の手作りっぷりを確認。それゆえ一台一台独自のディテールがあり

全く同じ車はない!

ということを理解したのでした。
 時は巡り2001年、横浜にアルファロメオ「ムゼオ」のコレクションがやって来た際には
museo.png 
「ペラ」の盾で有名なこの個体
を見ることもできました。

 これだけの数、見たことがあると「縁がある」と思い込んでも・・・(笑)
 さて各個体のディテールに触れましょう。

 まず有名なところではヘッドランプが4灯の極初期の個体が2台
336.png 
(ワイパー、グリルに注目)
ムゼオ(上記)と日本にあります。

 ちなみに自分、似非研究者なので(笑)シャシーナンバーの照合まではやってません<(_ _)>

 そしてラグナセカにはいませんでしたが、同じF・スカリオーネ・デザインのBATシリーズや
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2000スポルティーヴァ     あるいはディスコヴォランテ
らにも一脈通ずるバンパーを持つ個体
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あとは「通常」の個体
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(スクラン57号の個体。通常タイプの中でも美しいバランス)
と大まかに3タイプに分けられそうですが・・・その通常タイプの中でも
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(グリル、サイドウィンドウに注目)
こんなディテールの違いがあります。 
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t331.jpg 
 ラグナセカでは各個体が走行していましたが、その「音」はさぞや快音!
と思いきや・・・あまり印象に残ってません。 ストラダーレゆえ結構消音されていたのでしょう。周りは轟音(爆音?)ばかりでしたし(笑)

 その中で最も精力的に走り込んでいた1台、その個体はラップごとに音、それもメカノイズ(!)がだんだん大きくなってゆくのが判りました。
「あれの音、ひょっとしてメタルとかじゃね?」
「う~ん、なんかそんな感じだねえ・・・」
同行の仲間と無責任な噂話をしていたのを憶えています。

 ティーポ33ストラダーレの売りモノはめったに出ないのですが、外誌で1台が売りに出ていたのを発見したのは、その年の暮れのことでした。
「あのクルマだ・・・」 

 トップ画像は前稿トップ画像作品、制作中のヒトコマです。
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  1. 2013/08/02(金) 21:06:53|
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