2-14) F1 GTR

MC.jpg 
(木製ラック左上の写真、見えるでしょうか・・・)
 フェテルの4連覇が決まりましたね。今季後半は「無風選挙」みたいなもので、最近の新ルール導入以来の自分の中での「F1興味低下」に拍車がかかった感じです。
 新ルール?二つあります。まず10位までポイントが与えられるようになったこと。これにより歴代獲得ポイントが比較できなくなってしまいました。F1の大きな価値のひとつであるその「継続性」を揺るがす改悪と思います。でもきっと世のF1ヒストリアンは、歴代7位以下を大量にランクインさせた
「現行ルール対応獲得ポイントランキング」
を作るのでしょう。そしてDRS!
 時代の趨勢で「カーズ」の方は仕方ないとしてもこの追い越し支援デバイス、レースを面白くしたのは確かでしょうが各レースひとつあるかないかの
「渾身のオーバーテイク」
その価値を大幅に減じてしまいました。

 ボヤキはこれくらいにして・・・来シーズン最大の興味の焦点はなんといってもライコネンのフェラーリ復帰でしょう!ぜひともフェテルの5連覇、阻止してもらいたいものです。
 さて話をF1ギターに戻すと・・・前稿までで述べた通りF1ファンとしてできることはやり尽くしちゃった感のあった自分’91年はこのギターにマンセルのサインを貰うためだけに鈴鹿へ向かいました。例年の如くピットへ潜入、マンセルのいるウィリアムズのピットを目指します。
「今年はチャンピオンがかかっている・・・だから(予選終了後の)早上がりはなかろう! 」
・・・しかし早上がり、してました(T_T)
 わざわざそのために400キロ走って来てます、このままでは引き下がれません!ピットの偉い人を捕まえギターを取り出し直談判です。
「私はこのギターを作った。私はこのギターにマンセルのサインが欲しい! 」
「彼はもうホテルへ帰った 」
「どうしたらサインがもらえる? 」
「彼はもう帰った」
「ここで待っていればもらえるか? 」
「彼は戻ってこないだろう。それにここはフェラーリではない。フェラーリのピットはあっちだ」
「ここがウィリアムズなのは承知している。が私はこのギターを去年作ったのだ! 」
このすったもんだを見かねてかあるいは、まず普通ピットでは見かけないはずの「ギター」に興味を持っただけかもしれませんが近くに座っていた、いかにも「重鎮」といった雰囲気を醸し出している女性ジャーナリスト(だと思う)が間に入ってくれました。ギターを眺めると納得したように
「よろしい、私が彼を連れてくるわ」
「本当に?」
「試してみるわ。その前に写真いい? 」
「もちろん!」
「ねえ・・・」
女史が一緒に座っていた男性を促します。男性はフェラーリのピット・フリーパスの有名なカメラマンでした。彼はギターを掴み、女史と自分らを引き連れ、ピットロード側を通って(!)フェラーリへ。そこでおもむろに、しまってあったアレジのヘルメットを勝手に取り出し(!)そこにあるマシンの赤いカウルの上にギターと一緒に並べはじめました。そして撮影!角度を変えて加えて数回シャッターを押したのでした。この
「本物のカウルの上のアレジ・ヘルメットとF1ギターのショット」
きっとどこかの誌面を飾ったことでしょう。
 そのショット自分も撮ったのはもちろんですが、ネガも含め紛失。残念ながらお見せすることができません。そしてこの「撮影会」で気が済んだというか、納得せざるを得ない状況になりました。考えてみて下さい、フェラーリを模したオブジェを制作し持ち込み、本物と一緒に置いて撮影したのです!満足すべきでしょう。そして結局マンセルとは会えなかったのでした。
 正直やや落胆の気持ちで土曜日夕方遅くサーキットを後にした自分ら、翌日決勝はスタートを見て前年のような
「スタート直後の混乱がなければそのまま帰ろう・・・」
と決めました。そして翌日、クリーンスタートを見届けるとゲートへ。サーキット隣接の遊園地にたまたま居たカップルに
「これ、今やってるレースの。まだ始まったばかりだよ」
と唐突に声をかけ、いぶかる二人にチケットを渡し、そのまま帰路についたのでした。
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  1. 2013/11/04(月) 14:47:57|
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