8-1)ステアリングの話:Niki Lauda autograph

  autograph 
(available ¥60,000)
 ステップバンが来てひと月、決して万全ではないにしてもオブジェではない(笑)車があるのは楽しいものです。生活なり車自体なり何か新たに働きかけようとする気にもなります。忘れかけていた自動車の持つ根源的魅力

 利便性と高揚感、自己投影性

 を再確認しているようです。本当は実車、床や顔のケアの方が先なのでしょうが・・・シートの補修が思いのほか上手くいったのに気を良くして

「やっぱりじかに触れる部分は大事だよな・・・」

と半ば自分に言い聞かせるように(笑)ハンドルを替えることにしました。
 元々着いてたのは共に結構年季の入った革巻き黒の
オリジナル
アバルト・パターンと
abarth   
アルファ(Milanoロゴ)のホーンボタン。
 山本社長にとっては由緒あるものなのかもしれません。大事なものに自分のところでダメージを与える訳にはいかない、ということで仕方なく(!?)のハンドル交換です。決してカスタム魂が再燃した訳ではありません(笑)
大人の分別で新規購入ではなく手持ちのものを引っ張り出します。
Raid
Raidのウッド
 昔家業の配達用ミラ‘パルコ’ターボに着けていたやつです。ウッドの、
紫がかったダークな色味
510.jpg
(ブル510もそんな色でした)
が気に入ってます。このステアリング、特筆すべきはなんと
往年のF1チャンピオン
Lauda-at-Brands-Hatch-a-c-010.jpg
N・ラウダ
の直筆サイン入り!なのです。

 その昔スズカで Forza Ferrari ! なるイベント

(本も出てます)
があり、スポーツプロト333SP
P000Fade.jpg
のLaunchも同時に行われ、ゲストとしてラウダもやって来る!という情報を名古屋-川口ラインから得た自分、このハンドルと彼の著者
F1の世界 
(二玄社刊、絶版?オススメ!)
を手にスズカへ向かったのでした。

 走行日はなんとヘビーレイン。デモランも中止。せっかくはるばる、’76年にチャンピオンを逃した・・・
極東の地まで再びやってきたというのに・・・その苦い記憶を呼び起こすであろう雨!
「彼はもう二度と日本には来ないだろうなあ・・・」
と思いつつラウダとご対面です!
NikiLauda_Portrait1.jpg
 その知的、繊細なイメージから勝手に想像していた線の細さはなく結構な偉丈夫、意外に大男でした。G・ベルガーが若い頃「ラウダ二世」と呼ばれたのがなんとなく理解できる、似た雰囲気があります。
 この日準備というか「ネタ」を仕込んできたのはもちろん自分ひとり、単独行動だったのでサイン受領中の証拠写真はありませんがサーキットにハンドルを持ち込む人はあまりいないでしょう(笑)
 かくしてめでたくも我が国におそらく唯一、N・ラウダ直筆サイン入りステアリングが成ったのでした。
本 
ラウダ
(上が印刷、下が直筆。20年経ってちょっと変化が・・・)
 このハンドル、当初センター部分に時計を仕込んで額装・・・と考えていました。昔カーグラで販売した「パネル時計」ご存知でしょうか?
p1.jpg 
(こんなパネルで、画像に合わせ時計が埋め込まれてました)
 あれにインスパイアされての企画です。ちなみに自分デイトナスパイダー版持ってました。新品で購入後20年くらい飾ってましたが
「もういいでしょう」
と売却を決意。モテギで一緒に売ってもらおう!とある年のネコデイ
nd_2013121515104616f.jpg
山本社長のオートジャンブル・ブース
 に持ち込みました。すると山本社長
「こんなのまで持ってたんだ。アンタ見る目あんねえ!」
その一言に気を良くして・・・その時計、今も飯山にあります(笑)・・・そうそうステアリング時計の話でした!そういう使い道にはフラットスポークの方がずっと納まりが良いようで、額というより無様な分厚い箱になるのは避けられないことが判明・・・断念しました。それより毎日使ってニンマリしよう、と。

 このステアリング、リムの正面が斜めに面が落とされ断面はほぼ半円形、異例に深い裏側の指当てざぐりと相まって見た目よりずっと細身に感じます。気に入ってるポイントです。コーンもただの曲げではなく型を当てての 
曲げ
「アール曲げ」
と手間かかってます。なぜか裏側の刻印には
刻印
Nuova RAIDとあります。
 おそらく同社は一度倒産、従業員らで再建・・・なんてインサイドストーリーがあるのでしょう。

 そして最近オークション落札した純正?
ホーン
Raidのホーンボタン。
 今回のハンドル交換に当たり
「何かよいホーンボタンはないものか・・・」
と探していたら見つけました。永いこと自動車趣味やってますが初めて見ました。オークションにはライバルがいて、結構な高額落札になってしまいましたが非常にレアなアイテム、嬉しいです。実際・・・
かっこいい
画竜点睛!
な感じがするのは自分だけでしょうか(笑)

 タイムリーな映画があります。
 20130929230936.jpg
近日公開の「ラッシュ/プライドと友情
 ここ何年も映画館へは行っていませんが、自分としては大変興味あります。

 今、世にラウダファンという方はいるのでしょうか?この映画を見て、という向きもあるかもしれませんね。
 ラウダファンの方、このハンドル売ります。サイン本とホーンボタンも付けて・・・6万円!強気に過ぎるでしょうか。

ホーンボタンの極小の傷(8:30方向にひび)お判りでしょうか?

本日百均瞬間接着剤により補修完了!うれしいです。
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  1. 2013/12/13(金) 20:37:30|
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