フォールディング・バイク

Mk1 
(not for sale)
 正月早々久々に自転車に乗りました。それもロード(=Casati SL号)ではありません。ステップバンが来るまでの我家唯一の「足」だった折り畳み小径車です。現金なものでこのところ稼働率が激減していました(笑)

 パッと見は「今風」ですが・・・’70年代前期(!)日本初の折り畳み自転車
(?だったと思います。未確認)
ロゴ
ブリヂストン「初代」ピクニカです。
 
 今を去ること10年くらい前でしょうか。都内某警察署向かいのD1K国道脇にたまたま電話のため停車中、夜でした。ふと歩道側を見ると小さな自転車の残骸が打ち捨てられているのを発見しました。当然施錠なし、クルマに踏まれてRホイールがバラバラに壊れているような状態でした。ボロッボロのサビッサビでしたがそれは確かにかつて乗っていた名車(?)BSピクニカ号なのが元オーナーたる自分には見て取れました。
「これは・・・!天の配剤・・・?」
そしてその後その残骸はなぜか我家にあったのです・・・。

 すぐには直しませんでした。しかし割と簡単に修復なるであろうことは確信がありました。というのも、しばらく仕舞っておくべく分解、ダンボール詰めにしたのですがその際、サビッサビではあったものの折り畳み可動部やネジ部分に頑固な固着はなくすべて普通に緩めることができたのです。
「さすが世界に冠たるジャパニーズ・プロダクト。これなら直せる!」
しばらく雨ざらしにしただけでシートポストが固着するような今のアジア製とはモノが違うことが工具から伝わる感触で直接理解できました。
 実際当時で3万円以上もした「高級車」です。
インストラクション
(オリジナルに付属の立派なマニュアル)
 というか自転車自体が今よりずっと高価なものだった時代でした。その加工精度、組み付け精度、すべての作業の丁寧さは現在のものとは比べものにならない、ということでしょう。

 そして何年か過ぎ、ようやくレストアに取り掛かりました。中学高校時代乗っていたピクニカは盗まれてしまったのですが・・・

 それをずっと持ち続けていたらこうなったであろう

 これがレストア・コンセプトです。
 すなわち自分好みに改造(←当時既に)されたうえ、持っている間に何度かあるいは徐々にアップデイトされた感じ、それを取り付け交換された部品の年代(=時代考証)で具現化しよう、というものです。簡単に言えば
「真新しくない、当時モノの中古部品を使った ピカピカじゃない仕上げ」
です。自転車趣味の世界は偏屈が多いのか(失礼)そのもの自体の価格が(クルマやオートバイに比べれば)安いがゆえかそれとも産業構造自体が未整理(これまた失礼)なのか特に部品は、使わずに「寝かせて」置く例
(=デッドストック)が非常に多く、どんなに古い物でも、それも新品に近いものが大概入手できます。ネットオークションでも
「こんなものが・・・!」
と驚くような旧いものあるいは珍しいものが数年も待てば(←これまた気が長い話ですが・・・)出てきます。そのネットオークションを活用して'70年代の部品を集めよう、というのです。その際の「ルール」は・・・
 1)錆落としなんぞに時間はかけない(=錆びてる部品は交換)
 2)着いていた実用車用部品はなるべくスポーツ車用「やや高級」部品に
 3)当時モノあるいは現在でも形が変わらないものはできるだけ新品に
・・・といったところでした。

 当時の部品を知らないと集められない

 というところが趣味として「入れ込める」ポイントでしょうか(笑)
 実際このルールに従うと「残骸」の中から使える部品はフレーム本体と
ブレーキアーチが1ヶのみ
Bアーチ
(左側=ワインマンの超ロングアーチ。40年前のオリジナル!)
 で、ほとんどの部品を調達する必要がありました。
・・・to be continued.

 この続きをお読み頂く場合、時系列では2014/1/12です。
 ブログ内カテゴリー検索では次稿、「万能川柳」にカテゴライズされております。その最下段です。よろしくお願い致します。
スポンサーサイト
  1. 2014/01/05(日) 15:15:43|
  2. Bicicletta
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<フォールディング・バイク:2 &万能川柳 | ホーム | 謹賀新年>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://italiancarlover.blog.fc2.com/tb.php/55-8f319729
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)