フォールディングバイク・スープアップ!

・・・さて、一回置きに自転車の話題です。

 新しいRホイールが組み上がったところで部品調達が必要になりました。これまでのコースターハブが担っていたRブレーキです。アーチもレバーもありません。
 まずブレーキアーチ。このBS初代ピクニカ「苺ミルク」号のレストアの際、40年近くを経た、一つしか残っていなかったオリジナルと似たようなヤレっぷりのものなど入手できるはずがない・・・とコースター化に踏み切ったわけですが今回、
CG's時代からの友人
510.png
「510ブルーバードの導師」
 K氏がそれっぽい雰囲気の旧いダイヤコンペを提供して下さいました。
ありがとうございます!二つを並べるとダイヤコンペの方が短く
Bアーチ
(というよりワインマンが長い)
 実車に合わせてみると、Rはレストアの際フレームのエンドをロードエンド風にチェーン引きしろを増す加工をしたせいでブレーキブリッジ/リム間が遠く、ダイヤコンペでは届かずワインマンしか食いつけないことが判りました。
 ということで、これまでFで使っていたオリジナルをRに移動、Fをダイヤコンペとすることに。中学生時代からキープしている(!)自 転車ジャンクパーツの缶からジャストフィットする長さのブレーキシャフト
Bシャフト
(F用オリジナルはこんな・・・)
を見つけることができました。Rの方が目に入るうえワイアの取り回しも特殊
ワイア
(=下引き。ブレーキトルクがなくなったのでチェーン引きは撤去)
なのでオリジナル度はかえって高くなったような(笑)
一方レバーも一つしかないので買い足すほかはなく、同じ物を探しましたが・・・見つかりません。仕方なく別のものを探します。バー・クランプ部分がMTBっぽくゴツい今風のものはNG、かといって昔風でもママチャリとかの
bl_2014030217545976d.png
プレスの別部品「引っ掛け式」クランプ
 も無様です。現状の、ドロップレバーのような
athena.png
「バンド引っ張り式」
 を探します。このサーチも結構難航しましたが、サイクリーに状態の良いダイヤコンペの中古を見つけゲットしました。このレバー、以前のものよりずっと新しくしかも表面処理等も高級でした。しかしコストダウンのための瑕疵・・・は大袈裟ですが(笑)以前の安物に一点「負けている」ところがありました。
 左右レバーの共通化です。旧い方は(コスト意識など毛頭なく単に美意識?からか)左右レバーは別々でしたが新しいダイヤコンペは左右レバーが共通、ぱっと見は判りませんがレバーを引くと右側レバーの、ワイアのタイコ挿入部の
割り 
「切り欠き」
 が上面になっているのが見えてしまいます。ほんの些細なことかもしれませんが、趣味の道具としては気になる、のは自分だけでしょうか(笑)
 そしてこのレバーはもちろん、今回のスープアップの根幹を成すグリップシフトを取り付けるためにもハンドルバーの交換が必要になりました。いかにも当時風の
オールランダーバー
 ARB.jpg
(当時表記=All Rounderの意)
 は気に入っていたのですが、当時のフラットバーは「ロードバーの設定」で太く、シフターが入らないのです。そういえば今のレバーも広げ加工したのを思い出しました。
泣く泣くストレートバー
新ハンドル 
(これも前述K氏ご提供)
に交換です。またそのグリップラバーもプラスティッキーで固く手が痛い
のはクルーザー号で確認済みなので、
バーテープ 
バーテープを巻きました。 
 さてワイアの取り回しです。
 ブレーキは前述の内蔵工作があるのでそれでOK。問題は本来ないはずのシフトワイアです。ほぼフルアウターで取り回しますが、右チェーンステーのどこかにアウター受けを設けなければなりません。
 まずハンドル直下でRブレーキと結束、流れを決めます。次にメインフレーム下で垂れ下がらないようオートバイの
Rブレーキスイッチのリターンスプリングを加工、
小物
作った「小物」
 を使ってフレーム・ジョイント部分で吊りました。ジョイント部の部品固定の割りピンの機能も兼ねています。
 ハブのプッシュロッドのベルクランク手前、チェーンステー下面センタースタンド取付台座を新たにステンレス板を加工
スタンド
(カット&巻き。硬くて大変・・・)
 して作り、アウター受けとしました。スタンドは、ホイールを取ったジュニアBMXのものですがフレームのBB幅が広くてオリジナルでは食いつけない
(それまではホームセンターL字ステー)のでした。

 以上で改造は終了。

 そして各部をバラすなら・・・と「お化粧直し」を施すことにしました。
「部分補修が楽」な例の塗装、ブチブチ仕上げの真価発揮です。
Bブリッジ
深く広く削れた部分
 にはざっとベルトンをかけますが、基本的には下地、傷ついたまま何も
しません。 そしておもむろに適当な厚紙を取り出し塗装損傷
(=ピンクじゃない)部分を大まかに覆う形の穴
マスキング
を開けます。
この厚紙を塗装損傷部分にかざし、マスキングとするのです。
当然フレームには密着しないため塗料が周囲に吹き漏れます。
白
が問題なし。
 吹き漏れはいわばグラデーションなのです。
 チッピングコート(黒)発色下地(白)上塗り(ピンク)と指に付かなくなった時点で吹き重ねてしまいます。 
できあがり
完成です。
 簡単でしょう?
 これはつや消しクリア仕上げも同じで、塗装面を光沢仕上げにさえしなければ吹きムラは問題ではなくなる、ということなのです。
 以上で今回のピクニカの作業終了。雰囲気は保ったまま綺麗になってなおかつ速くなりました!

 ということで、マグネシウムの話の続きは次回に。

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  1. 2014/03/09(日) 09:28:26|
  2. Bicicletta
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