カスタムバイク:お買い物専用車@Mother's day

 きっかけは老母の話でした。
「普段の買い物は自転車で出掛け、荷物が多いと危なっかしいので・・・
 帰りは乗らずに、押して帰って来るの・・・」
それを聞いた自分
「そんな手押車みたいな使い方があるか!乗ってなんぼの自転車だろ?」
しかし母は頑固です。
「私はそれでいいの!」
それにしても、その使い方には今ある自転車
(=いわゆるママチャリ、26インチと大きめ)はいかにも不適当に思えます。そこで
「ようし、帰りは押してくる前提の、買い物専用車ってやつを
 仕立ててやろうじゃないの!」
てなわけで一丁カスタムバイク製作となりました。現在母親は検査入院中、納期は退院後、ということになります。

 まずベース車ですが楽な取り回しのため、短く低く軽くそして安く(!)
ということで・・・スケーターバイク (異形!?)にしました。
SB_20140426202629cbc.png  SB2.png
(これがオリジナル。ハンドル廻りに注目。出品者画像より)
 キックスケーターに駆動系(クランク/ペダル/サドル)がついたやつ、超小径車です。これなら足着き性良く両足べったりで安心。行きはペダルを漕いでいっても「フロア」に立って片足ケンケンしながら転がしていってもいいでしょう。そして買い物の帰路・・・

 大きな、もしくは重い荷物はその「フロア」に載せて帰ってくる!

 のが主要コンセプトです。実勢価格3万円以下ですが、またもネットオークションで状態のよい個体が安価に入手できました。当然色は選べずなんとアーミーグリーンの迷彩!「後期高齢者」には派手かもしれませんが(笑)
母は昨夏開催の「サンダーバード博」に行きたがるくらい
tbh.png
(お台場でありました。これに連動した雑誌Penは必見かも)
 変わった人なので問題ないでしょう(笑)迷彩でも通じるはずですが、
「国防色」とでも言っておきますか。

 さて実車を(電車で!)引き取ってくると・・・予想はしてましたが、とにかくハンドルが遠い!床に立つスペースを取ったのは理解できますが、自分の体格でも肘が伸びきってしまうほどです。小柄な女性(含母)では乗りきれないのではないでしょうか。実際オークション出品者(=元持ち主)の女性もその辺りに不満はあったようです。
 クランクは130ミリと子供車並みの短さにもかかわらず、特にサドルが低い状態だとペダルが非常に踏みにくいことも判りました。サドルを思い切りセットバックさせる(=後方へ引く)必要があります。
 そうするとますますハンドルが遠くなる・・・少々立つスペース減らしてでもハンドルを相当手前に引かなければならないでしょう。
 また車載も輪行も高さ調整もしないので、オリジナルのクイック付きの首長ステムも無意味です。とりあえず「正しい」ポジション出しのためステムの交換は確定。それも前後逆に(=突き出しを手前に)使うことにします。
 ハンドルの方も結構なアップハンドルを手前に倒して使わないと十分な「後退量」が得られないかも・・・その場合、ママチャリバーのように手前への絞り角(=アップスウィープ)が大きいとバーエンドが下がってしまい、うまくありません。
 となるとフラットな(=絞りの少ない)大アップハンドルに加えて、前後逆転させても違和感の少ないステム(←そんなんあるか?)の組み合わせを模索することになります。
 溶接ステムか鋳物か?突き出しは100(オリジナルは90)mmそれとも130? 角度は115°くらいないとハンドルが下がってしまう?
 同時に取り付けるバーもオリジナルピクニカのようなものを探しましたが、なかなか丁度良いものはなく・・・
おりじなる 
(オリジナルはクランプ部が特殊で流用できない・・・)
  色々考え、シミュレーションの結果(笑)
元々のキックスケーターのスタイリングイメージから・・・
KS.png
ブリッジの付いたBMXのハンドルセットにしました。
BMX.jpg
(ちなみに右が前。前後逆にしか見えませんねえ・・・)  
 一方、フロアに荷物用のカゴを付けるとそこには立てません。
 そこで荷物の固定(保持)はカゴではなく、脱着できるゴムバンドかネットを使うことにします。そのためのフックを、と探していたら・・・便利なタイラップ型がありました。
フックストッパー
 いくら荷物は床に置くといっても食べ物とかはちょっと・・・
 前カゴは付けることにしましょう。といっても極端な小径車ゆえポン付けとはいきません。あれこれ考えるうちに重量物のステアリングへの影響も避けようという意図も生まれ、前カゴはハンドルではなくフレーム固定にすることにしました。
 シートポスト用キャリアをひっくり返して装着、そこカゴを載せ固定します。上(縦)マウントはどうしよう、とホームセンターをうろつくと・・・ありました!
1インチのヘッドチューブにジャストフィットするステー付きクランプ。
クランプ 
(銀色のそれ。下方が逆転ポストキャリア。クランプ上方の丸穴にも注目)
 配管素材ですがスグレモノと思います。カゴはサイクルベースあさひの格安処分品を。
 サイドスタンドは位置が悪く(=リリースはしやすいが後ろ過ぎ)カゴが重くなると転倒しそうなので、前方へ移しました。
スタンドペダル 
ペダルもスケーティング時の邪魔にならないよう、折り畳みに変更。  

 コミューターとしては鍵も重要です。
 自重が軽いので持って行かれる心配があり、どこかに括りつけるワイアロック(しかもダブル)が望ましいのですが
「高齢者に、施錠の度毎回しゃがみこませるのは難儀ではなかろうか・・・」
とそこで一計、 盗難に対し視覚的抑止力を発揮させるような・・・
ステアリングロック
ロック 
(=南京錠!これをぶった切るのは面倒・・・と思わせれば・・・)
 を掛けられるようにしました。得意の荒技で(笑)ドリルで穴を開けただけですが。

 以上がハードウェアというかまあ外見上の変更点になります。
全5
こんなバイクになりました。
 全1
その姿は期せずしてホンダのヘビーデューティー系(?)スクーター
ps250.png
PS250
 ズーマー  
ズーマー
を思わせるものになったのは大変興味深く・・・偶然でしょうか。


 しかし!乗ってみると操縦安定性に結構な問題が!ハンドリングのアジャストなんぞも施しました。それについては次回に。
 当ブログの、バックナンバーで予習しておいて頂けると・・・(笑)
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  1. 2014/04/26(土) 20:28:48|
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