Fixing A Hole ♪

  うま 
(超軽量車であろうと下に潜る時は、安全のため必ずウマを!)

 さて待ちに待ったゴールデンウイーク、どこかへ出かける?
 いえいえ、
 サビサビ・ステップパン(笑)のフロア修理に没頭しようかと思います!
(今稿表題参照、鼻歌でも・・・笑)
 自宅駐車スペースでのDIYです、当然できる作業には制約があります。
屋根なし、溶接機なし、コンプレッサー(&マネー)もなし、のないない尽くし(笑)あるのは通常のハンドツールに、電動サンダー(ディスク&ベルト)、
ドリル、フレキシブルシャフト、リューター、リベッター、簡易金床、板金バサミくらいです。また新規「設備投資」の予定もないので(笑)
「現有勢力」で勝負をつけるほかありません。

 まず取りかかるのは一番アクセスし易い、右後席床です。
後席床 
(左が前)
 そこは既に穴が開いていましたが、
 とりあえずサビ止めしておこうとカップブラシをかけたところ穴が広がり・・・
穴
・・・大穴になってしまいました(泣)
 自分としては・・・
 この車においてサビの根絶が不可能なのは承知してます。ピカピカになるはずもなく、する気もありません。オーナー山本社長の意向
「車は、どんな状態であろうと形がある限り乗り続けてやりたい」
を受け継ぎ、「延命」のみを考えています。極端なことをいえば、穴が開いていても構わないと思ってます。

 しかし、サビで痩せて薄くなっているのをパッセンジャーが「踏み抜いて」
しまうことやボディ剛性の(壊滅的)低下は避けたい!と考えます。

 さてどうしたものか・・・
 後席マウントが中心付近に立ち上がっているので床板の張り替えは、
例えリベットを使ったとしても無理、サビ面上への「重ね貼り」しか方法はなさそうです。
 では何を?
 アルミテープ?鉄板?アルミ板?アルミ/プラスチック複合板?それともFRP?
 テープは論外(笑)各種板はどれも、床板の形状に合わせた板金の難しさゆえ「縁」の処理に納得がいきません。オリジナルより嵩上げされ、あるいは真ん中が盛り上がっている床なんて・・・。
 最初は・・・2つの穴を覆う形で斜めに2本、半割の大径アルミパイプ
ironhorse.jpg  
 (=ジャンクMTBフレーム!)
 を接着しようか、と考えました。そうすりゃあ剛性もばっちりです。ところがオーナーに伺うと
「後席結構人が乗るんで、あんまり凸凹はちょっと・・・」
とのこと。う~む・・・
FRPにしましょう!
 ただその下で床板がサビの進行で「消失」した場合(!)、薄いFRPのみが剛性を負担するようになるのは、ちょっと気持ち悪いので(笑)補強の意味で「骨」を入れることにします。
 骨?仕事の現場で拾った「鉄筋」です。これを床板の形状にぴったり合うように手加工、金属系パテで接着、その上にFRPを貼り込むことにします。

 まず床板断面の「型紙」を取ります。ちょっとづつ合わせて切り出してゆく結構面倒な作業です。
型紙
 次にその曲線に合わせ鉄筋を大まかに曲げていきます。 
 作業台も万力もないのでハンマー等はもちろん、近所の塀とか電柱(!)までも使っての力技です(笑)
 型紙通りのRは、まあ無理なので(笑)鉄筋の半分がかかるくらいのところまで曲げ・・・
削り
 ・・・あとはサンダーで削って合わせます。
鉄筋
これでほぼ・・・密着するんではないでしょうか?
磨き
表面のサビも落としておきます。
一方、床の方も下地を整えます。
サビチェンジャー
(処理済みの床。黒くなってます)
 
サビチェンジャー
 効能書き通り「安定した黒サビ」ならそのままパテ付けできそうですが裏面を読むと、粘度を出すためか乳化剤が入っているようで・・・
 実際その昔、マフラーに塗ったところ・・・
fc5.jpg  
・・・熱が入るとえらくゴム臭くなったのを覚えてます。
そいつがパテの足付けの阻害要因になるやも・・・
ベルトン
・・・ということで、接着部分を改めて削り地肌を出します。
 下地 
(上が前。センタートンネル側と後席マウントを結び・・・)
しかし悲しいかな銀色にならない(=サビ色のままの)部分も。
穴を広げるわけにはいかないのでそこそこにしておきます(笑)
 また穴は外からアルミテープで・・・
テープ
(トップ画像参照)
・・・裏打ちしておきます。これで準備完了。いよいよ鉄筋接着です。
今回パテはこれを使います。

JBウェルド AW-20Z オートウェルド
 接着力300kg/㎤、と額面通りなら相当強固、混合比も同量と使いやすいです。施工に際しても固すぎることはなく滑らかで(むしろややゆる過ぎか)難しいことは何もありませんでした。
接着
(右が前。鉄板の生きている部分と後席マウントをY字に締結・・・)
 これでひとまず終了、翌日のFRP作業まで硬化待ちです。

 そのまま前席側の作業に入ります。
 前回チェック時・・・
サイドシル穴 サイドシル穴D
(この車が我が家へ来た時)
 ・・・発見した左右サイドシルの大穴(!)その補修です。
 2重構造の床をはぐり、後席同様下地を整えるべく痛んでいる部分にに
カップブラシをかけると・・・ 

 出るは出るは結構な量のサビ!そしてなんと新たな穴が・・・
PS前
・・・それも複数!開いてしまいました。
ペダル下
左右フットボックス(=前)側です・・・
 落胆。
「左右だけなら、ちゃいちゃいっとできちゃうはずだったのに・・・」
しかし、開いちまったものは仕方ありません。
 気を取り直して、新たな「病巣」を含め病状の進行を遅らせるべくとりあえずサビチェンジャー処理を施します。
ダストは家庭用掃除機で吸引・・・
 DS横
・・・サイドシル内部等はエアを吹きます。
 コンプレッサーはないので自転車用ポンプ(!)です。結構いけます(笑)
 そしてそのサイドシルの、なるべく奥まで処理したいのでサビチェンジャーを水で希釈、粘度を下げてスプレー噴霧します。その他の部分にも塗布、明日には床の金属露出部分は見える範囲は全て黒くなっていることでしょう。
処理後  処理後P
(・・・なってます)

 ここで一息。新たな惨状を前に、今後の作業プランの練り直しです。

 どの順番で・・・?サビの上にパテ盛って効くのか?それともここもFRP?

 溶接ができない以上、ケミカルに頼るほかはありません。そしてぜひ使ってみたいケミカルがありました。
ジーナスGM-8300
 ここのホームページは???ですが(笑)リンクされた動画を見る限り
凄い性能です。
「これなら溶接に匹敵するかも・・・」
と思わせるものがあります。その知的好奇心には抗えず(当初の予定通り)ジーナスを使うことにします。
 どう使うか?

 新たに切り出した大きめのガゼット(=鉄板)で病巣を覆うように、
 周囲の車体鉄板の生きている(=銀色)部分とブリッジする形で接着する

 こととしましょう。フットボックスのような凹面ならガゼットは平板でOKですが、フラット部分は3次元(≒ドーム型へ)の板金が必要です。
 鉄板は、これまた現場で拾ってきたものを使うつもりですが・・・

 うまく行くでしょうか?・・・To be continued.


 前稿にて完成したお買い物スケーター号、折しも「母の日」の今日!
先程納車してきました。

 梅雨前のこの時期のみ味わえる湿気のない、素晴らしく気持ちの良い気候です。窓全開のステップバンで往復、満喫してきました。
(軽トラはみんなそうかもしれませんが・・・)
ステップバンは窓が切り立っていて(夏の高い)日差しが入らず、ライフよりずっと涼しかった(=クーラーなしでもなんとか耐えられた・・・笑)ことを思い出しました。

 思えばかつてのMGBも、この時期のためだけに所有していたようなものでしたね。
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  1. 2014/05/10(土) 20:16:43|
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