マグネシウム・コ-クスクリュー:M

 
  (・・・適当なコルクを刺してあります)

 最近、車や自転車への作業の結果は別として・・・(笑)
 「作品」をアップしていないことに気づきました。そこでトップ画像、

 マグネシウムコークスクリュー

 です。もちろん過去の作品ですが、実際のところ制作活動が止まっちゃってるので・・・(笑)

 螺旋(ネジ)が切ってあるので便宜上「スクリュー」と呼んでますが、これではきついワインコルクは抜きにくいでしょう。正しい用途としては、

 飲み残しボトルの栓

 ですね。その場合、取り付けるコルクは切るなり削るなりしなければならないので・・・あまり実用的ではありません。まあオブジェ、ということで。

 ご覧の通りアルファベット「M」を形取ったものですがこれ、砂型で吹いた「鋳物」ではありません。
 マグネシウムの塊(=上がり。マグネシウムの話その2稿参照)から
型も図面もイメージスケッチもなしに、フリーハンド一発で削り出した

 一品物

 です。したがって(厳密には)二度と同じものは作れません。
 Mの2つ△の下穴にドリルを
エム
上部V字切り込みに半丸ヤスリ(のエッジ)を使った以外は、
ネジ 
ネジ部を含め(!)
 全てエアリューター一本で削り出しています。

 その工程は、以前説明した通りのマグネシウムの特性、切粉離れの良い
「切削性の良さ」
「鏡面が容易に得られる」
その2点のメリットが生きて、想像されるよりは大変じゃありません。もちろん簡単とはいいませんが。

 これがもしアルミだったら?
 リューターの振動で手が痺れてくるぐらい、大変な作業になるはずです。
また同じようにアルミ鋳物の「上がり」を素材とした場合、ピンホール
(=溶湯に混入したガスにより上面に出るポツポツ。マグでは発生しない)
も問題になるでしょう。鏡面は難しいかも。
一方これは鏡面仕上げの後、艶消しクリアを吹いてありますが、
結構な年数が経っているので
corc-s.jpg
若干腐食が見られます。

天は二物を与えず、そんな印象を受けますね。

 アルミに比べればマグネシウムは「面白いように」削れます。作業しながら考える余裕も生まれます。その余裕を利して、リューターを当てながら・・・
えむ  M.jpg
「ここの形はこうしよう」
スクリュー
 「ここはこんな曲面で・・・」
という具合に、思い付くまま削り進めていく・・・そんな、いわば当てずっぽうで形作っていったにしてはきっちりまとまった、美しい形状になったのではないでしょうか。
 これを作ったことによって自分の中で大文字アルファベットの、一つのフィロソフィーというか形状パターンが確立、完成直後には
「次はどの文字を・・・!」
ぐらいの勢いでした。が結局、「次」はありませんでした(笑)
意識はともかく体は正直です。それだけ大変、だったのかもしれませんね。

 もしこれを見て・・・
「気に入った!イニシャル◎、を作ってくれ」
なんて方がいらっしゃったら・・・
現在手元に残っているマグネシウム塊は、これのみ。
塊
(大きさは右のSDアダプタから類推を・・・)

 ここから取れる分だけはお受けできます。

スポンサーサイト
  1. 2014/07/06(日) 12:00:00|
  2. Magnesium&Race
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ステップバン:返却 | ホーム | 腰痛とは・・・?/祝ベストアンサー認定>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://italiancarlover.blog.fc2.com/tb.php/83-f91aa775
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)