Rossi wins !

 
(やや古いですが、彼の数あるヘルメットの中で一番人気のある?仕様)

 ロッシが勝ちました!

 MotoGP第13戦ミザーノ(サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP)で5年振りのGPウィンです。
 流石の天才ロッシもここ数年は往時の切れ味は影を潜め気味、
「勝てなくてもいい、走って、そこに居てさえくれればいい!
 ストーナーみたいなやり逃げはやめてくれ」
と思っていましたが、そんな外野の心配をよそに(笑)本人のモチベーションは依然として高いところを見せつけてくれました。
 モチベーションというなら彼は今シーズン、かの「マルケス坊や」の新時代の走りを見、ライデイングフォームを変えたそうな。実際には後輪荷重を減らしスライドし易くなる(≒旋回力を上げる)よう、頭の位置を前方に移動させたそうなのですが・・・永年築いてきたものを勝つために改める、そのベテランらしからぬ柔軟さ、貪欲さには感服します。普通なら
「・・・でも、俺はこのままで行く!」
と開き直るのが成功したベテランのパターンではないでしょうか。しかもそれで勝つ。天晴れヴァレ!です。

 彼のGPウィンのほとんどを見てきた(含む録画)熱心なファンとして、ロッシについて少々語らせて戴きましょう。

 彼の父、グラツィアーノも(は)スズキRGB500を駆るGPライダーでした。
ヘルメットの下から長髪をなびかせる
prossi.png
(これは250のようですが、#46はここから・・・)
わかりやすい(笑)イタリアの伊達男のイメージ は、
しっかり受け継がれているのではないでしょうか?

 パパ・ロッシはGPサーカスに息子ヴァレンティーノを可能な限り帯同、
rossis.png 
(どこかのMCショー会場で。右がヴァレンティーノ少年)
 その姿はサーキット・パパと言えなくもなかったものの、別段無理に教え込むまでもなく自然に少年ヴァレは4輪(=カート)を含むモータースポーツに馴染んでいったそうです。

 やがて時は流れ、ヴァレンティーノはGP125にデビュー。
 以来2年ごとにチャンピオンシップ獲得⇒ステップアップを繰り返し順調に500にまで登り詰め、その500でも2年目にチャンピオン(!)となりました。以降の活躍は皆さんもよくご存じでしょう。

 天真爛漫そのものだったヴァレンティーノ。
 特にまだ子供だった125時代は勝つと嬉しくて、表彰式をすっぽかしてどこかへ行ってしまうこともしばしばだった彼に業を煮やした回りの大人たちは、優勝のご褒美として
表彰台上でのコスプレ
rhr
(この「ロビンフッド」は最高!でした)
 をさせることで少年ロッシの興味を繋ぎとめる・・・(!)
 という涙ぐましくも微笑ましい努力を強いられたのでした。


 そしてこの頃、彼は我等が日本人トップライダー
「ノリック」
阿部典史
に傾倒、尊敬していたようです。
自ら
rf.png 
「ろっしふみ」
 と名のっていたくらいです。天才は天才を知る、と云います。その走りの天才的「切れ味」に心酔していたのでしょう。実際ノリックの天才ぶりは、後述するライバル(←他人を誉めることはまずない!)が
「時々、速い」
と評したくらいです。ハマると手がつけられない速さは確かにその通り、でした。結構転ぶのが難点というか魅力でもありましたが(笑)

 一方ロッシは転倒、少ない方だと思います。
 ◎も木から落ちる、とも云いますが(笑)彼の転倒はハイサイド系の吹っ飛ぶパターンは少なく、踏ん張り過ぎなのか外足がステップから外れて(?)
rossi3.png 
(我等が中野選手の目前で・・・)
 車体から落ちる、ことが多いような。
 そして
その技量を信じてでしょう(?)
彼を転倒寸前まで追い込んだこともある
br_20140919133445404.png
(肘で押されて・・・あわやコースアウト!) 

(当時のGPシーン総集編ムービー)
同じイタリアのライバルがマックス(マッシミリアーノ)・ビアッジです。
彼の才能もロッシに勝るとも劣りません。彼等のリザルトの差は
モータースポーツによくある、「運の巡り合わせ」ではないでしょうか。
このシーンにインスパイアされた

藤原らんかさんの作品、
彼女の最高傑作!と思います。
そして
こんな本も出ています。

(本編、上記ビアッジとの一件からはじまります)
 ファン必読と言いたいところですが・・・残念ながら、出版社ではなくビデオ屋さんが出しているからでしょうか(ウィックさん、ごめんなさい)翻訳が今時珍しい程不出来で、非常に読み難いです。
 それでも!ファン必携!とは言えます。

 ロッシは前述の通り、4輪にも大きな興味と優れた才能を持っています。
 近年WRCに参戦!
rwrc.png 
(これが・・・

・・・デビュー戦・・・
 wrcr.png 
・・・#46黒のインプレッサ)
あるいは
 彼をイタリアの至宝と捉えるフェラーリ代表ルカディーの計らいで
ldm.png
F1テストドライブ
46.png 
(この頃がフェラーリBティーム構想 のピークだったかも)
 を行ったりしています。この時は
「冗談じゃない、彼がF1へ行っちゃったらGPはどうなる!?
 シューマッハのいないF1なんて(←当時)考えられるか!
 そんな風になってしまう・・・」
結構本気で心配したものです。

 でも、今回の勝利で・・・彼ヴァレンティーノ・ロッシはまだまだMotoGPで元気に走ってくれることでしょう!
 実際ヤマハとの契約延長も発表されました。もはや俗物化した、といえそうなF1と違いMotoGPはまだまだ楽しめそうです。



 本来「チビッコGPライダー」ダニ・ペドロサが勝って、マルケスの連勝を止めたところでGPブログを書くべきでしたが・・・すみません、そのレース、見逃してしまいました<(_ _)>
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  1. 2014/09/19(金) 13:40:54|
  2. Moto
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